【目次】
プロフィール
名前:ライザ・ミネリ(Liza Minnelli)
出生地:アメリカ合衆国カリフォルニア州
生年月日:1946年3月12日
天才女優ジュディ・ガーランドを母に持ち、自身もハリウッド史に残る名女優として知られているライザ・ミネリ。幼少期から映画に出演し、1963年にブロードウェイでデビュー。1965年にはトニー賞主演女優賞を受賞し、類まれな才能をもった女優として注目を集めます。スクリーンデビューは1967年。1972年に主演した映画『キャバレー』が高い評価を受け、アカデミー賞主演女優賞とゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得しています。その後は『ザッツ・エンターテインメント』(1974年)『ラッキー・レディ』(1975年)『ニューヨーク・ニューヨーク』(1977年)などに出演。スター女優として活躍する一方で、1980年代からはアルコール依存症や薬物問題が度々取り沙汰されるように。リハビリや治療を繰り返し、一時期はカムバックを果たすも、2000年代には再び依存症が再発するなど、波乱の人生を送っています。
私生活では、4度の結婚と離婚を経験。1967年にオーストラリア人の歌手ピーター・アレンと結婚し、1974年に離婚が成立。同年にプロデューサーのジャック・ハーレーと結婚し、1979年に離婚。そして同じ年にイタリア人彫刻家マーク・ゲロと結婚しましたが、1991年に離婚しています。4度目は2002年にプロデューサーのデヴィッド・ゲストと結婚しましたが、2007年に離婚が成立しています。
「若いころ」「昔」の写真16選
まず、ライザ・ミネリの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。
1947年4月(1歳)両親と
1958年(12歳)
1963年(17歳)ミュージカル『Best Foot Forward』リハーサル中
1965年(19歳)
1965年(19歳)
1968年(22歳)第22回 トニー賞授賞式
1970年(24歳)テレビ番組『ジス・イズ・トム・ジョーンズ』出演時
1970年(24歳)
1972年(26歳)映画『キャバレー』より
1972年(26歳)
1973年(27歳)
1973年3月(27歳)第45回 アカデミー賞授賞式
1980年(34歳)ニューヨークにて
1983年(37歳)
1986年3月(40歳)カリフォルニアにて
1986年3月(40歳)ロンドンにて
「映画」代表作5選
ここからは、チェックしておきたいライザ・ミネリの代表出演「映画」をご紹介します。
『愛しのジュニームーン』(1970年)
オットー・プレミンジャー監督のヒューマンドラマ。共演は、ケン・ハワード、ロバート・ムーアなど。
あらすじ:恋人によって顔に傷を負わされたジュニー・ムーン(ライザ・ミネリ)と、足が不自由なウォーレン(ロバート・ムーア)、そしててんかんを患っているアーサー(ケン・ハワード)の3人は、共同生活を始める。それぞれに傷を抱える3人は、助け合いながら共に時間を過ごしていく。
『キャバレー』(1972年)
ボブ・フォッシー監督。1966年に上演されたブロードウェイ・ミュージカルをもとにした作品で、ライザ・ミネリはアカデミー賞主演女優賞を受賞した。共演は、マイケル・ヨーク、ジョエル・グレイなど。
あらすじ:1931年、ドイツ。スターを目指すサリー・ボウルズ(ライザ・ミネリ)は、ベルリンのキャバレーで歌手として働いている。あるとき、同じ下宿屋にイギリス人学生のブライアン(マイケル・ヨーク)が引っ越してきた。真面目なブライアンは自由奔放なサリーに圧倒されながらも、徐々に惹かれあっていく。やがて恋人となったサリーとブライアンだが、マックス(ヘルムート・グリーム)という男爵と友人になったことで、3人の関係は不穏になり始める。
『ラッキー・レディ』(1975年)
スタンリー・ドーネン監督のアドベンチャーコメディ。共演は、バート・レイノルズ、ジーン・ハックマンなど。
あらすじ:禁酒法の時代。メキシコ国境付近で労働者を密入国させていたクレア(ライザ・ミネリ)とウォーカー(バート・レイノルズ)は、アメリカ人のキビー(ジーン・ハックマン)という男に出会う。只者ではない雰囲気のキビーを仲間に引き入れ、3人は密造酒をアメリカに輸出する計画を企てるが…。
『ニューヨーク・ニューヨーク』(1977年)
マーティン・スコセッシ監督のラブストーリー。共演は、ロバート・デ・ニーロなど。
あらすじ:第二次世界大戦後のニューヨーク。復員したばかりのサックス奏者ジミー(ロバート・デ・ニーロ)は、あるパーティーで歌手志望の女性フランシーヌ(ライザ・ミネリ)と恋に落ちる。ふたりは共に巡業をすることになるが、フランシーヌの人気が高まるにつれ、ジミーとの関係は悪化。さらにフランシーヌが子どもを授かったことで、決定的な価値観の違いが生まれてしまう。
『ミスター・アーサー』(1981年)
スティーヴ・ゴードン監督のラブコメディ。共演は、ダドリー・ムーアなど。
あらすじ:ニーヨークに住む御曹司のアーサー(ダドリー・ムーア)は、祖母のマーサ(ジェラルディン・フィッツジェラルド)から、大富豪の娘と結婚しなければ遺産を譲らないと宣言されてしまう。しかし、アーサーは街で偶然出会ったリンダ(ライザ・ミネリ)に一目ぼれ。遺産をとるか、リンダをとるか。打算と恋心の間で揺れ動くアーサーだったが…。
「元夫」の写真8選
4度の結婚と離婚を経験しているライザ・ミネリ。ここからは、「元夫」の写真をピックアップ。
1967年 ピーター・アレンとの結婚式
1974年に離婚
1974年に結婚したジャック・ハーレーと
1979年に離婚
1979年に結婚したマーク・ゲロと
1991年に離婚
2002年に結婚したデヴィッド・ゲストと
2007年に離婚
「美貌遍歴」19選
次に、40代からの「美貌遍歴」をお届けします。年齢を重ねてもチャーミングさは健在。真のスター女優のカリスマ性が写真からも伝わるはず。
1987年4月(41歳)コンサート『Hollywood 100th Birthday』
1987年5月(41歳)デザイナー ホルストンの自宅にて 衣装合わせ
1988年3月(42歳)第60回 アカデミー賞授賞式
1992年4月(46歳)フレディ・マーキュリー トリビュートコンサート
1992年4月(46歳)フレディ・マーキュリー トリビュートコンサート
1992年12月(46歳)
1993年1月(46歳)Sheba Humanitarian Award
1996年6月(50歳)Songwriters Hall Of Fame Awards
2001年9月(55歳)マイケル・ジャクソン30周年記念コンサート
2002年(56歳)コンサート『Liza’s Back』ロンドン公演
2003年11月(57歳)VH1’s Big In 2003 Awards
2004年5月(58歳)Cinema Against AIDS 2004
2005年9月(59歳)トロント国際映画祭
2008年2月(61歳)The Heart Truth Red Dress Collection ランウェイ
2009年2月(62歳)テレビ番組『The Morning Show with Mike and Juliet』出演時
2010年5月(64歳)映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』ニューヨークプレミア
2011年3月(65歳)ブロードウェイミュージカル『ハウ・トゥ・サクシード』オープニングナイト
2011年6月(65歳)ロンドン ロイヤル・アルバート・ホールでの公演
2014年3月(68歳)第86回 アカデミー賞授賞式
「近年」の写真3選
ここ数年、表舞台に立つことはほとんど無かったライザ・ミネリ。2022年に、アカデミー賞授賞式のプレゼンターとして登場したことは大きな話題となりました。ハリウッドの黄金時代を築き、今もなお多くのファンに愛されているスターとして。その魅力は今後も語り継がれていくに違いありません。
2022年3月(76歳)第94回 アカデミー賞授賞式
2022年3月(76歳)第94回 アカデミー賞授賞式
関連記事
- ファムケ・ヤンセンの美貌遍歴【50枚】|映画『007』シリーズのボンドガールであり、『X-MEN』シリーズのジーMEN
- マイケル・ファスベンダーの男前遍歴【50枚】|人気映画『X-MEN』シリーズのマグニートー!
- キット・ハリントンの男前遍歴【50枚】|『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョン・スノウ!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images