「シャネル」のウォッチメイキングを象徴する偉大なるアイコン“J12”。2000年に誕生して以来たゆまぬ進化を続けているこの名品に、ダイヤモンドの輝きがインデックスを彩る華やかな新作が加わりました!
ダイヤモンドインデックスがノーブルに輝く美貌の機械式ウォッチ
今年もウォッチメゾンとは異なる洒脱なアプローチで、ラグジュアリーを極めながらもプレイフルなオート オルロジュリー(高級時計)の数々を発表している「シャネル」。このシリーズでもこれまで、カプセルコレクション「クチュール オクロック」の“J12”やジュエリーウォッチ、ネックレスウォッチ、そして「ピンク エディション」という限定モデルの数々をご紹介してきましたが、今回お届けする“J12 キャリバー 12.2”はいわゆるレギュラーモデルとしてコレクションに加わったもの。
これまでアラビア数字インデックスのモデルのみで展開してきた“J12 キャリバー 12.2”に、魅力的な選択肢が増えました!
既存のシンプルなモデルと比べると、インデックスが異なるだけで表情がかなり変わることがわかるのではないでしょうか? もちろんどちらも異なる魅力を宿していますが、新作は「アラビア数字」を引いて「ダイヤモンド」をプラスしたことで、意外なことに、よりシンプルに“J12”のデザインを輝かせているように映ります。
そう、シンプルでありながらも洗練された「クワイエットラグジュアリーウォッチ」という、名品“J12”の新機軸です!
洗練された美しさと精度、実用性のすべてを備えた“J12 キャリバー 12.2”
ムーブメントの、いわば型番である「キャリバー」をモデル名に冠した“J12 キャリバー 12.2”。「シャネル」が“J12”の33mm径サイズとして初めて自動巻きムーブメントを搭載したモデルで、世界的に年々高まり続けている女性たちの機械式時計へのニーズに応えるように、2022年に発表されました。
“キャリバー 12.2”は、2019年に「シャネル」が株式取得を発表したスイスの高級ムーブメント製造会社「KENISSI」が手がけた33mmモデル専用のものですが、デザインはウォッチと同様、パリのシャネル ウォッチメイキング クリエイション スタジオ ディレクターであるアルノー シャスタンが担当しました。
自動巻きムーブメントの大きな部分を占めるローターは、シャネル クリエイション スタジオが「完全な円」を追求した丸形。美しい円は、「シャネル」のウォッチメイキングにおけるシグネチャーのひとつです。
また、美しさと同時に、精度や実用性も兼ね備え、高精度を証明する「COSC(スイス公認クロノメーター検査協会)」の認定を受け、小型でありながら約50時間のパワーリザーブを誇ります。
インデックスにダイヤモンドをまとって、「クワイエットラグジュアリーウォッチ」へと進化を果たした“J12 キャリバー 12.2”。オンもオフも、幅広いシーンや着こなしマッチする新たな名品は、大人の女性の日常に寄り添い、美しい時間を刻みます。
※掲載商品の価格は、すべて記事公開時点の税込みです。
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- TEXT :
- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト