レフ板効果が期待できる白ブラウスは、大人の女性にとって頼れる存在です。今シーズン、流行のボリューム袖を選んで、スカートスタイルを華やかに仕上げてみてください。
■1:キアラ・フェラーニは…襟元の開きとたっぷりスリーブが黒スカートに華やぎを加味
ブロガー兼デザイナーとして活躍中のキアラ・フェラーニがパリでスナップされたときの着こなしです。ボリュームスリーブブラウスとプリーツスカートを白と黒のメリハリ配色でまとめていました。スタンドカラーかつ胸元が開いた抜け感があるデザインは、印象的なボリュームあるスリーブと相性がよく、絵になる美姿をつくり上げます。裾をスカートの中にインして、ゴムシャーリングされたウエスト部分を際立たせたところも、すっきり見せにつながり大正解です。礼儀正しいプリーツスカートがモード顔にシフトできているのも、ブラウスのモードさが決め手になっています。
■2:ペドラ・ティーザーズは…柄スカートの存在感とバランス良好なフリル&ボリューム袖
インフルエンサーのペドラ・ティーザーズは、ドイツ、デュッセルドルフでキャッチされていました。顔周りのフリルが特徴になった白ブラウスにボタニカル柄のフレアスカートを合わせて、太ベルトでウエストをマーク。フリル、ドロップショルダー、ギャザーと、どこをとってもフェミニンさ十分で、柄スカートのインパクトをしっかり受け止める存在です。デザイン性のあるブラウスなので、短めの袖丈が軽やかな印象を加味し、春らしく絵になる仕上がりに。ベルトでウエストをマークして丈の長さを調整したアレンジも、スタイルアップ効果につながっています。ラフィア素材のサンダルやかごという小物使いでも清涼感をアピール。
■3:ジュリアン・ハフは…カシュクール風デザインが細身タイトを辛口エレガンスに格上げ
インスタグラムのフォロワー519万人を誇る、歌手&俳優のジュリアン・ハフ。2024年2月半ばにN.Y.で見かけられた日は、白いカシュクールタイプのブラウスと黒いロングタイトを愛用していました。ブラウスはカフスの幅が広く袖のボリュームもある迫力のデザインです。ボトムに合わせたのは、Iラインの細身タイトスカート。シャープなモノトーン配色でスマートに仕上げると、辛口のエレガンスに。ブラウスのサイドでウエストの細い部分をマークしているので、理想の脚長シルエットが実現しています。黒いグローブやタイツでスカートと一体感を出してる分、立てた襟の胸元を肌見せして抜け感を出した着方も必見です。
ボリュームスリーブの白ブラウスを、スカートとの組み合わせでフェミニンスタイルにまとめた3人のファッショニスタにスポットを当てました。絵になるブラウスが主役の旬コーディネートにトライしてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀