東京・神谷町駅直結のライフスタイルホテル「東京エディション虎ノ門」。その1Fにある「ゴールド バー アット エディション(Gold Bar at EDITION)」は、オープンからわずか1年あまりで「Asia’s 50 Best Bars 2023」の第56位に選出された、注目のバーです。

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ゴールド バー アット エディション

ゴールド バー アット エディションにて提供される独創的なカクテルメニュー「Two Faces」も、「The World’s 50 Best Bars 2023」のベストカクテルメニューアワード「Siete Misterios Best Cocktail Menu Award 2023」にてトップ3に輝きました。

世界的に評価されたカクテルメニューに続く新メニューは、過去と未来を自由に行き来するような、イマジネーションをかき立てるメニューとなっています。「ワンス アポン ア フューチャー(Once Upon a Future)」と名付けられた新たなカクテルメニューをご紹介します。

新たなカクテルメニュー「ワンス アポン ア フューチャー」とは

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ワンス アポン ア フューチャー

「Two Faces(二面性)」に続いて登場したカクテルメニュー「ワンス アポン ア フューチャー」は、過去と未来を対比した7つのテーマを表現した14種類のカクテル。

「⽇本の歴史は、豊かな⽂化、⾷、娯楽、そしてそれを取り囲む町で、鮮やかに彩られてきた。その中には五感を刺激する楽しみと物語がたくさん詰まっている。では、この先の未来は…? きっと今まで以上の楽しみとファンタジーで溢れているに違いない」

そんな想像から生まれたテーマは、「喫茶店」「東京」「神社」「ディスコ」「鮨屋」「アミューズメントパーク」「ラーメン屋」の7つ。これらのテーマの“過去と未来の対比”をカクテルでどう表現しているのか、期待が高まりますよね。

14種類のうち3種類を体験したPrecious.jpライターが、その魅力をお伝えします。

14種類の中からカクテル3種類を体験

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いただいたメニュー表にはある仕掛けが…

まず最初に、黒い表紙に金字で「Once Upon a Future」と書かれたメニューをいただきました。こちらは、ブラックライトで照らすと何やら模様が浮かび上がる仕掛けが施されています。

表紙に描かれているのは、東京エディション虎ノ門がある地域の昔の地図なのだとか。

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メニュー表
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ブラックライトを当てると…!

そしてメニューを開くと、タトゥーアーティストのHaruka Sasaki氏によるイラストレーションで、7つのテーマの背景にあるストーリーが表現されています。

モノクロのイラストで描かれているのは「メトロポリタン」(ディスコ)、「三木さんのポップコーンサワー」(アミューズメントパーク)、「江戸前コリンズ」(鮨屋)、「味噌ハッタン」(ラーメン屋)、「珈琲とスモーク」(喫茶店)、「東京ブルーベリーフィズ」(東京)、「柚子玄米宮」(神社)という7つのカクテルのイメージ。こちらは、先述の7つのテーマの“過去”を表現したもの。

そこにブラックライトを当てると、カラフルなイラストが重なります。描かれているのは、先ほどの7つのカクテルに対比する「非現実的ミドリサワー」(ディスコ)、「マーズアタックパロマ」(アミューズメントパーク)、「クミンとマンゴーの握り」(鮨屋)、「麺ゲリータ」(ラーメン屋)、「翼を授けるやつ」(喫茶店)、「焼き東京ば●奈」(東京)、「月面黒胡麻サワー」(神社)という7つのカクテルのイメージ。こちらは、7つのテーマの“未来”の表現になっています。

ワクワクするような仕掛けに、メニューをすみずみまで見たくなります。そして、どのカクテルも名前が一風変わっていて、味の想像がつかないものばかり! 東京をテーマにした「焼き東京ば●奈」は誰もが知る東京銘菓を連想させますし、そもそも鮨屋やラーメンなどカクテルのイメージから離れたものもあり、すべてに遊び心があふれています。

全部いただいてみたいところですが、今回はそのうち3種を試飲させていただきました。

■1:往年のディスコカクテルを思わせる「メトロポリタン」

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「メトロポリタン」¥2,900

「ディスコ」をテーマにしたカクテルのひとつが「メトロポリタン」。こちらはディスコというテーマの過去を表現しているそうで、往年のディスコカクテル「コスモポリタン」を彷彿とさせるカクテルです。

グラスに添えられているのは柚子チョコレート。それだけでなく、カクテルにもベリーやシトラスが加えられています。ブランデーやシャンパンなども入っていて、華やかな味わい。見た目の可愛らしさと飲みやすさから、一杯目にぴったりなカクテルでした。

■2:エネルギーが補給できる「翼を授けるやつ」

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「翼を授けるやつ」¥2,600

「喫茶店」をテーマに“過去”を表現しているカクテルが「翼を授けるやつ」。何やらエナジードリンクを彷彿とさせるネーミングですが、こちらは「未来の喫茶店は、合法か非合法かわからないようなエネルギーを補給するのではないか?」という想像から、CBDや養命酒、麻のチョコレートなどが入っています。

すべてをミルクと混ぜてフィルターで濾すとこんなふうにクリアな液体になるのだそう。コーヒーで香り付けされていて、ほろ苦いような風味も感じます。見た目と反して個性が強いので、最初は苦手でも飲んでいくうちになんだかやみつきになる、そんな味わいです。

■3:トッピングのかつお節が効いた「クミンとマンゴーの握り」

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「クミンとマンゴーの握り」¥2,600

「鮨屋」をテーマに、過去を表現した「クミンとマンゴーの握り」。カクテルで“握り”ってどういうこと…!? と不思議に思っていたところ、登場したのはなんとかつお節がのせられたカクテル!

マンゴーやシトラスなどのトロピカルフルーツとスパイスで仕上げられた“鮨カクテル”は、舌触りなめらかでクセになる味わい。かつお節の香りと共にいただくと、なぜか合うのが不思議です。


ほかにも、種子スパイスでアロマティックに仕上げた「マーズアタックパロマ」(¥2,600)や、日本のメロンで作った「非現実的ミドリサワー」(¥2,600)など、気になるカクテルはまだまだあります。

ゴールド バー アット エディションならではの革新的で個性豊かなカクテルを、ぜひメニューの仕掛けと共に楽しんでみてくださいね。

※掲載商品の価格は、すべて税・サービス料込みです。

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この記事の執筆者
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WRITING :
小林麻美