いつも通り、しっかりスキンケアをしているつもりなのに毛穴が目立ったり、くすんで見えたり、メイクのノリが悪かったり…。それは、肌が落ち着かず、不安定になっているからかもしれません。今回は、肌が不安定なときに頼りたいコスメについて、ビューティPRコンサルタントの松本晶子さんにお話を伺うとともに、お悩み別におすすめのアイテムをご紹介いただきました。
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大人向けのセンシティブコスメで肌の立て直しを図って！
「春は花粉や紫外線の増加といった外的刺激に加え、最近は急激な気温上昇などに体がついていかず、自律神経が乱れ、睡眠不足が続いて、肌も疲れやすい状態。毛穴が開いたり、色ムラが目立ったり、肌が毛羽だったようにガサガサと落ち着かなかったり…と、色々な不調を感じることがあります。いつものスキンケアでは肌がパッとしないとき、私はセンシティブな肌にも使えるコスメを取り入れます。敏感肌用のコスメは優しいけれど、大人の肌には物足りないのでは？と思うかもしれませんが、心配ご無用。大人の肌悩みにもきちんと応えてくれるアイテムはちゃんとあります。ただ、いきなりスキンケアをフルライン変えると、肌がびっくりしてしまうこともあるので、肌悩みに合わせて新しいものを1～２品取り入れてみることから始めるのがいいでしょう」と、松本さん。具体的にどのようなアイテムを取り入れるといいか、教えていただきました。
毛穴の開き、色ムラ、カサつき…不安定な肌でも“攻めのケア”は可能
「色ムラや毛穴、エイジングによるピンポイントな悩みに」（松本さん）
「左の“アズミー”は、スキンケアの最初に使うブースター。再生医療の先端技術として取り入れられている“iPS細胞”の上澄み液や国産植物由来のWセラミドを配合し、角質ケアする先行美容液です。ゆらぎがちな肌のバリア機能をサポートして土台から整えてくれます。また、ピンク色のB12は、毛細血管の修復をサポートしてくれるので、巡りのいい生き生きとした肌色に。色ムラが気になるときに手に取る1本です。サラッとして、すぐになじんでいくので、次に使うアイテムの邪魔にならず、取り入れやすいのも特徴です。
右の“mufu”は、生ビタミンCを高濃度に配合した美容液。毛穴とエイジングケアに効果的と言われるビタミンCが生のまま配合されているので、手応えを感じやすい一品です。ブランド名の“mufu”は、ふたつの意味をもつ”無風“が由来。ひとつは、生の成分を安定した状態にする技術、もうひとつは、肌ストレスを抱えている人が穏やかな状態に変えていけるようにという願いが込められているそう。高濃度のビタミンCは少し刺激を感じることもあるのですが、こちらはその名の通り、使い心地が良くお気に入り。生ビタミンCでもベタつかず、ウォーターベースだからサラっとなじみます。それなのに、後肌はムチっと吸い付くような感覚になるので、ケアが楽しくできます。成分高配合ながら、OEM発のブランドなので良心的な価格なのも手に取りやすく魅力です」（松本さん）
「潤いをたっぷり＆逃さない。スキンケアの要である基本の保湿を大切に」（松本さん）
「肌あれしているときは、肌のバリア機能である角層が乱れて内側の潤いが不足しがち。そんな時は、潤い補給のエキスパートとバリア機能サポートのアイテムを投入します。左の“イニクス”のクリームは、肌の水分蒸発を防ぐ高純度のワセリンやオイルを配合したバームタイプ。独自の処方でベタつかず、バームでもサラッと仕上がるので朝でも使いやすいのが特徴です。肌のバリア機能をしっかりとサポートしてくれ、毛羽だったようにカサついてしまった肌をなめらかに整えてくれます。メイクの上からでもなじませやすいので、日中に目元や口元などの乾燥が気になったときに、ポンポンっとなじませると艶のある肌に仕上がります。年々、エアコンによる乾燥も気になるので、夏も手放せなくなりそうです。
右の“オーディナリー”はカナダ発のスキンケアブランドの美容液は、低・中・高分子量のヒアルロン酸を配合。粘度のあるテクスチャーだから、パサついた肌を穏やかに整えてくれます。でも、オイルフリータイプなので、ベタつかずみずみずしい感触で、これからの時期でも気持ちよく使えます。また、抗糖化作用のあるビタミンB5も配合されているので、透明感の高い肌へ導いてくれます」（松本さん）
肌がなんだか不調なときは、肌悩みに合った成分やアイテムでアプローチするのが近道。松本さんのおすすめ製品をご参考に、“これさえあれば大丈夫”という一品をキープしてみてください。
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。また商品はすべて本人の私物です。
- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- WRITING ：
- 越後有希子
