背すじを伸ばすより、骨盤を立てる意識が大事

背中が丸まっていることに気づき、あわてて背すじを伸ばす。ところが、しばらくすると元の姿勢に戻っている──。これは、背中だけを伸ばしても、土台となる骨盤が後ろに傾いたままでは姿勢を保ちにくいからです。

長時間座り続けていると、骨盤は後ろへ傾きがち。その影響で腰や背中が丸まり、頭も前へ出やすくなります。すると、前に出た頭を支えようとして首や肩の筋肉に余計な力が入り、首の張りや肩コリにつながることも。

 

だからこそ、背すじを伸ばすことより先に意識したいのが骨盤です。骨盤を起こして座れば、その上にある背骨も自然な位置に収まりやすくなり、無理に胸を張らなくても、すっと伸びた姿勢を保ちやすくなります。

そこで、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが、巻いたタオルを恥骨の真下に置き、その上に座る方法。タオルを恥骨の真下に置くことで、骨盤を立てた姿勢を意識しやすくするのが狙いです。

骨盤を起こして座ることで背中が丸まりにくくなり、胸元が開いて呼吸もしやすくなります。さらに、頭が前へ出にくくなれば、首や肩にかかる負担の軽減にも。ただし、座りっぱなしは良くないので、ときどき立ち上がって体を動かすことも忘れずに。デスクワーク中の習慣として、ぜひ取り入れてみてくださいね。

■Step1:フェイスタオルをしっかりと巻く

フェイスタオルを、4分の1のサイズにたたんでから、くるくると固めに巻きます。

丸めたフェイスタオル
 

■Step2:タオルが恥骨の真下にくるようにして座る

タオルを椅子の上に縦に置きます。座ったときに恥骨の真下にタオルがくるように位置を調整し、その上に腰を下ろしましょう。

タオルが恥骨の真下にくるようにして座る
 

■Step3:左右の坐骨に均等に体重をのせる

左右の坐骨(お尻の下側にある左右の骨)に、体重が均等に乗っているかを確認します。腰を反らせたり胸を張ったりせず、骨盤の上に上半身が乗り、背すじが無理なく伸びる位置に整えましょう。

左右の坐骨に均等に体重を乗せる
 

【まとめ|タオル1枚で猫背と腰痛を解消!骨盤を整える正しい座り方習慣4か条】
1)長時間座り続けると骨盤が後ろへ傾き、腰や背中が丸まりやすくなる。
2)巻いたタオルを椅子の座面の前寄り、恥骨の真下に置いて骨盤を起こしやすくする。
3)左右の坐骨に体重を乗せると、背すじを無理なく伸ばしやすくなる。
4)背中、首、肩の負担が軽減して肩コリ、首コリ、腰痛の予防に。

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以上、「タオル1枚で猫背と腰痛を解消!骨盤を整える正しい座り方習慣」を教えていただきました。

アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。次回は10月31日の更新です。お楽しみに!

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村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:北 真実さん
メーカー勤務
「畳んだタオルを置くだけで、背すじがすっと伸びやすく、座りやすいです。これまでは気づくと背中が丸まっていましたが、無理に胸を張らなくても姿勢を保ちやすいのがいいですね。夕方に感じていた腰の重だるさも、以前より気にならないような気がします」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子