「とにかく明るい!」そんなポジティブなパワーに満ちた弾ける笑顔で、好感をもたずにはいられないオランダ王妃「マキシマ・ソレギエタ」(以下マキシマ王妃)。公務で時折見せる都会的で洗練されたファッションは、ニューヨークの銀行で働いていたビジネスウーマンらしく、リアルでスタイリッシュ。また、ワントーンなどのロイヤルな装いも、おしゃれの高揚感を存分に感じさせる華やかさで定評があります。そんな抜群のセンスの持ち主である52歳の最新スカートスタイルを紐解いていきましょう。

■1:周囲を明るく照らす!ブライトイエローとサテンスカートのグラマラスコーデ

ファッションニュース_1,セレブ_1,大人コーデ_1,スカート_1
(左から)オランダのウィレム=アレクサンダー国王、オランダのローレンティエン王女、マキシマ王妃。

2024年4月22日、オランダ・エメンで開催されたキングスデーコンサートに出席。ネオンカラーのようなブライトなイエローの長袖トップスにパステルブルーのサテンスカートの組み合わせです。個性の強いアイテム同士ながら、洒落感高い配色で洗練度抜群。クラッチバッグとヒールのカラーをスカートとリンクさせ、色を絞ることでシックにまとめています。ブロンドヘアはストレートに整え、囲み目メイクで仕上げて、クール&モードなファイナルタッチを。

■2:フラワー刺繍が視線を奪う!優美さ際立つモノトーンドレス

ファッションニュース_2,セレブ_2,大人コーデ_2,スカート_2
強風でも太陽のような笑顔で登場!

2024年4月9日、トレヒトのヤールブルースのメディアプラザで開催された国立予算情報研究所(ニブド)の記念会議「Life Affordable」に出席。大胆な花の刺繍が全面にあしらわれたAラインシルエットの長袖ワンピースは「オスカー レ ラ レンタ」によるもの。ネイビーブルーに白いレースがなんともエレガントです。パンプスはお揃いのネイビーで合わせて。

■3:お気に入りのケープで登場!視線を奪うホワイトワントーン

ファッションニュース_3,セレブ_3,スカート_3,大人コーデ_3
ヘアはタイトにアップにまとめてバランスよく。

2024年2月21日、オランダのミドルブルグにあるポッポディウム・デ・スポットで開催されたインスピレーション・セッション「More Art and Culture in School」を訪問。ベルト付きのウエストとエレガントなミディ丈が特徴の、襟なしデザインのケープのアンサンブルを着用しています。ケープは王妃お気に入りのアイテム。ウエストをベルトで絞るデザインなら、腕の肌見せとの相乗効果でスッキリ見えも叶えます。ジュエリーは存在感あるウッディなイヤリングとカラーストーンのブレスレットをミックスして、プレーンな白だからこそプレイフルに仕上げています。


オランダ・マキシマ王妃のスカート最新スタイルをご覧いただきました。洗練されたセンス溢れる、おしゃれの高揚感を覚える着こなし。華やぎシーンでのドレスアップの、参考にしてみてはいかがでしょうか。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子