普段は角突き合わせている百貨店たちが、この時期になると手を携え、春の到来を告げ知らせるのをご存じだろうか。第14回目を迎える「GINZA FASHION WEEK」が、今年は3月27日(火)まで開催されている。
銀座は百貨店などの商業施設とともに発展を遂げたといっても過言ではないが、この分野でも昨年は東急プラザ銀座、今年はGINZA SIXと新しいところが増えている。もちろん松屋銀座、銀座三越、和光といった老舗も健在。
GINZA SIX効果もあってか、いま各百貨店は回復基調にある。爆買い客が減り、免税店売り場は閑古鳥が鳴いているなどと、揶揄されていたのは少し前のことで、インバウンド客の増加とともに売り場は賑わい始めている。
GINZA SIXはその象徴だが、銀座の各百貨店は世界に向けた日本文化の発信基地になりつつある。
というのも、百貨店という業態そのものが世界に類を見ない日本特有のもの。ここに足を運んで買い物をしたり、さまざな催しや体験をしたり、サービスやもてなしをうけ、さらには馴染みになるのは、私たちにとっては珍しくなくても、非常にユニークな行為なのである。
第14回 GINZA FASHION WEEKのテーマは「さくら」
松屋銀座
松屋銀座では日本人クリエーターによる商品や、桜にちなんだスイーツなどを「JAPAN QUALITY~ニホンノココロ~Pink✕Graphic」を主題に集積。
銀座三越
銀座三越は「SAKURA」を題材にして春の彩るファッションやイベントを用意している。
和光
和光は「咲く Wako Style」と桜をテーマにしたアイテムを全館に揃えている。
東急プラザ銀座ではBLOOMがキーワードのスペシャルイベント「2nd Anniversary BLOOMING DAYS」を開催して花盛りな気分を盛り上げ中。
GINZA SIX
GINZA SIXでは「春、はじまりの季節のあなたに捧ぐ」と題してファッションはもちろん、それにとどまらない商品や企画を展開する。
このほか銀座三越ではライオン口のエントランスや晴海通り側で一足早い花見、を、GINZA SIXのGINZA SIXガーデン「屋上」には「エドヒガンザクラ」など、各店舗では春らしい演出を凝らしている。
「世界のGINZAからファッションで日本を元気にする」を合言葉に銀座を盛り上げる第14回「GINZA FASHION WEEK」。期間中に2店舗以上で買い物をすると、「GINZA FASHION WEEK」レストランチケットが抽選で当たる特典も行なっている。
■第14回「GINZA FASHION WEEK」概要
期間:3月14日(水)~27日(火)
場所:松屋銀座、銀座三越、和光、東急プラザ銀座、GINZA SIX
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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