ゴージャスな衣装とは違った、カンヌ映画祭でのセレブたちの親しみやすい私服姿。デニムパンツやフラットサンダルといったリラックスなアイテムを使った、この時期参考にしたい着こなし術をご紹介します。ドレスアップ姿とのビフォーアフターもお楽しみください。
■1:シャニーナ・シャイクは…知的なグレーのピンストライプジャケットでクラスアップを実現
カットソーとデニムパンツという王道カジュアルを、知的なグレーのピンストライプジャケットを使ってクラスアップしたシャニーナ・シャイク。ややゆとりのあるジャケットとストレートラインのデニムパンツなら、締め付けがないからこそエフォートレスな雰囲気にまとまっています。黒とグレーの色合わせに合うよう、デニムパンツはグレイッシュブルーをチョイスして調和を取りました。快適なフラットサンダルは、厚みのあるキルティングのアッパーデザインでモダンさを両立。
レッドカーペットでは…
■2:テイラー・ヒルは…軽やかパステルコーデに辛口シューズを添えて
夫のダニエル・フライヤーと映画祭を訪れたテイラー・ヒル。ニットカーディガンとデニムパンツのリラックスな着こなしは、パステルイエローとブルーでワントーンをつくり、遊び心を演出。ショルダーバッグも同じトーンのグリーンで統一し、高揚感で満たしました。そんなチアフルな着こなしにスタイリッシュさを添えるべく、足元には辛口なスタッズ付きフラットシューズを迎えて。軽やかな白なら、パステルトーンの着こなしに溶け込んで良バランスにまとまります。
レッドカーペットでは…
■3:ロミー・ストリドは…端正な黒セットアップをアクティブサンダルで外す
ジレ、ジャケット、パンツのセットアップを活用していたロミー・ストリド。やはり今年も、ボディラインがやや泳ぐシルエットでこなれ感を演出するのが主流の様子。きりっとした黒ながら、ゆとりがあれば余裕感をアピールすることができます。バッグも同じ黒で統一しながら、レザー素材で奥行きをメイク。ころんとしたミニサイズがキャッチーです。シックなブラックコーディネートに抜け感をプラスすべく、シューズはアクティブなスポーツサンダルをチョイス。まろやかなベージュが黒をソフトに見せてくれ、しなやかに着地。
レッドカーペットでは…
第77回カンヌ国際映画祭での、モデルたちのオフコーディネートをお届けしました。華やかなレッドカーペット衣装だけでなく、リラックス感のある私服にも注目したい映画祭。デイリーで参考にしたいヒントが詰まっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香