今回ご紹介するのは、定番の白と黒のほかに、初夏らしい爽やかさを運んできてくれる、ブルーのワントーンコーディネートです。黒を軽やか仕上げるテクニックや、白とブルーの涼感をさらにアップさせたポイントについて解説します。

■1:白の上品ツインなら脚出しスタイルも優雅にまとまる

青みのあるピンクルージュを選び、ホワイトルックの透明感に馴染ませました。
青みのあるピンクルージュを選び、ホワイトルックの透明感に馴染ませました。

NYでキャッチされたこの日は、初夏に相応しいオールホワイトの着こなしで、オーラ抜群だったアン・ハサウェイ。コンパクトな形、潔いミニ丈のワンピースと、ヒップにかかるくらいの丈がちょうどいいジャケットのツインは、ツイード素材で上品に。脚を露出するスタイルも、品のよい素材とキレの良い白なら優雅にまとまります。美脚効果をプラスすべく、足元にはヒールパンプスをオン。同じ白で統一しつつ、ポインテッドトゥを選んできりっとシャープに。仕上げに涼感高まるシルバージュエリーを加え、スタイリッシュにまとめました。

■2:黒はノースリーブワンピースにジャケットをさっと肩掛けして風通しよく

レディな小物でブラックスタイルのシックなムードを盛り上げて。
レディな小物でブラックスタイルのシックなムードを盛り上げて。

これからのシーズン、黒一択の着こなしにするなら軽やかさを意識したいところ。そんなときはアン・ハサウェイのナショナル・ボード・オブ・レビューのガラパーティでのコーディネートをご参考に。セレブレーションの場に相応しいラインストーン飾りのワンピースは、例えばツヤのあるサテンワンピースに置き換えても素敵です。ノースリーブを選び、ジャケットは袖を通さずさっと肩掛けすれば風通しがよく身軽な印象に。

■3:クリーンなブルーコーディネートはシアー素材でモード心を刺激

ジュエリーは極力省くことで、ワンピースの存在感を引き立てました。
ジュエリーは極力省くことで、ワンピースの存在感を引き立てました。

2024年4月29日、NYのアッパー・ウエスト・サイドに登場したアン・ハサウェイは、澄み渡る初夏の青空を想わせるようなブルーの着こなしに身を包んでいました。清潔感やクリーンさ溢れる好印象なブルーコーディネートは、ブラトップとタイトスカートにスカラップヘムのシアーワンピースをレイヤードしたスタイルで、モード感を両立。パンプスもブルーで繋ぎながら、濃いめのターコイズブルーを選ぶことできりっと引き締めました。


アン・ハサウェイが実践した「ワンカラー」の着こなしをご紹介しました。彼女の着こなしセンスを参考に、季節を捉えたカラーをまとい、大人の余裕漂う洗練ルックを楽しんでみてください。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香