2024年4月16日、その人生が新しいテレビシリーズの題材になることになったと報じたられたフランス大統領夫人ブリジット・マクロン。BBCニュースによると「ブリジット、自由な女性」と題された6部構成のシリーズで、夫婦の最初の出会いから始まるのだそう。ブリジットが現在の夫であるエマニュエル・マクロンに初めて会ったのは、彼女が彼の中学校の教師だったとき。ふたりが2007年に結婚した際は、マクロン大統領は29歳、ブリジットは54歳でした。そのドラマティックな人生を夢物語でなくリアルに感じられるのは、やはり彼女のエイジレスな魅力ゆえ。そんな71歳のスタイルアイコンが4〜5月に披露したシックな装いを、最新スナップで紐解いていきましょう。
■1:歩くたびにのぞく白が軽やかさを倍増!ネイビーミディワンピース
2024年5月16日、フランス・パリのエリゼ宮で、エクアドル大統領夫をお出迎え。彼女の定番ディテールである詰まった襟元&長袖のミディ丈ワンピースをまとっています。ローウエストの左側にアンカーマークのアクセントがあしらわれ、その下あたりから、白の生地が見え隠れするデザイン。一見無難なネイビーワンピースですが、実はマリン風の爽やかさを持ち合わせた、ツイストの効いた一着です。外交シーンに相応しいきちんと感、そして相手をたてる謙虚さもありつつ、洗練された装いはお見事ですね。
■2:ロング丈&美カラーがいつものスタイルをグッとドレスアップ
5月6日、同じくパリのエリゼ宮で、中国大統領夫妻と公式晩餐会へ。やはり詰まった襟元&長袖のスタイルですが、ロング丈、パワーショルダー、そして視線を奪う美しいパステルブルーといったディテールで、フォーマルな席にふさわしい華やかさを放っています。両サイドにあしらわれたバックルのデザインがウエストをさらにほっそりと演出。スッキリ見えを叶えるIラインにスリットがフェミニンさを添えています。
■3:シルクの艶でラグジュアリーに!他と一線を画す洗練デニムセットアップ
4月5日、「ギャラリー・エルンスト・ヒルガー」で開催されたパリ・アートフェアに出席。デニムのような生地のセットアップにベージュのシルクスカーフをあしらった装いです。今どきなWデニム風ですが、カットの美しいジャケットとセンタープリーツの施されたパンツでフォーマル感をキープ。ボタンレスのフロントからたっぷりと光沢あるスカーフをのぞかせることでドレスアップなムードを高めています。
フランス大統領夫人ブリジット・マクロンの最新スタイルをご覧いただきました。気になるテレビシリーズはフランスの作家ベネディクト・シャルルとオリヴィエ・プポノーによって描かれる予定。まだ発表されていないキャストも気になるドラマ、ますますブリジットから目が離せませんね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子