長く暗く、気分も沈みがちな冬がようやく終了。春と初夏が一気にやってきたようなロンドンの5月は、冴え渡る公園のグリーンと街じゅうに咲き誇る花々が新しいシーズンをセレブレートしているようでした。そんな高揚感に包まれた季節、イギリス王室はバッキンガム宮殿で恒例のガーデンパーティを実施。とくに公務に熱心なアン王女がフレンドリーに参加者と言葉を交わす様子が印象的に報道されています。デコラティブなハットとワントーンコーデに品格溢れる73歳の最新スタイルを紐解いていきましょう。
■1:スモーキーなライトブルーがエレガントな刺繍入りコートドレス
2024年5月23日、ロンドンのバッキンガム宮殿で開催された王立国立救命ボート協会のガーデンパーティにて。この日は全面にあしらわれた刺繍にラグジュアリー感光るライトブルーのコートドレスを着用しています。同じくブルートーンの、リボンと花が印象的なワイドブリムハットを組み合わせ、上品なスタイリングに。ネイビーブルーの手袋、レザーのショルダーバッグ、黒のヒール、パールのジュエリーで優雅なルックを仕上げています。
■2:主催イベントにはトレンドのバターイエローをセレクト
2024年5月17日、同じくバッキンガム宮殿で開催された「Not Forgotten Association」の年次ガーデンパーティーに出席。旬色であるバターイエローのコートはシンメトリーに施された手の込んだ装飾が目を引く一着。インナーのワンピースはシルクのような艶あり素材で装いの格調を高めています。ハットは同じトーンのふわふわのフェザー飾りが目を引くデザイン。ブラウンのリボンがキリッと効いて、淡色でもボヤけずスタイリッシュな印象。ジュエリーはパールを選んで、まろやかにまとめています。
■3:ロイヤルブルーでノーブルさ際立つ!ジャケット&花柄ワンピースのアンサンブル
5月8日、バッキンガム宮殿で行われたロイヤル・ガーデン・パーティーにて。鮮やかなブルーの花柄ワンピースと、エレガントなボタンのディテールが特徴のクロップドボクシージャケットを組み合わせています。ワンピースはシルキーな素材感のニーレングス。ブラックのブロックヒールのパンプスと同じくブラックの、クラッチ風に小脇に挟んだショルダーバッグ、スエードの手袋でビビッドなスタイルを引き締めています
アン王女がバッキンガム宮殿でのガーデンパーティで魅せた最新スタイルをご覧いただきました。ロイヤルファッションらしく色を統一することでスッキリ見えを叶え、高貴なムードをさらにエレベート。刺繍やプリントを取り入れて太陽に似合う華やぎ感もまとっていました。これからテラスやガーデンなどアウトドアが気持ちいい季節、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子