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プロフィール

 

名前:ジャック・ニコルソン(Jack Nicholson)
出生地:アメリカ合衆国ニュージャージー州
生年月日:1937年4月22日

映画会社で雑用係として働いた後、1958年に映画『The Cry Baby Killer』で俳優デビューを果たしたジャック・ニコルソン。1969年の映画『イージー・ライダー』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、一躍世界的な注目を集めました。その後も実力派俳優として順調にキャリアを積み、1975年には『カッコーの巣の上で』でアカデミー賞主演男優賞を受賞。『愛と追憶の日々』(1983年)では助演男優賞を、『恋愛小説家』(1997年)では再び主演男優賞を受賞しています。『チャイナタウン』(1974年)『シャイニング』(1980年)『バットマン』(1989年)『ア・フュー・グッドメン』(1992年)など、代表作は多数。映画史に名を残す名俳優として高い評価を受けてきました。現在は、2010年の『幸せの始まりは』への出演を最後に俳優活動を行っておらず、事実上引退状態あります。

私生活では、1962年に女優のサンドラ・ナイトと結婚し子どもをひとりもうけたものの1968年に離婚。その後は女優のアンジェリカ・ヒューストンと16年間交際したものの、破局。1990年代にはモデルのレベッカ・ブローサラドとの間に子どもをふたりもうけるも、結婚はしていません。そのほかにもララ・フリン・ボイルやミシェル・フィリップスとの交際など、多くの女性との恋愛が注目を集めてきましたが、結婚をすることはありませんでした。

「若いころ」「昔」の写真14選

まず、ジャック・ニコルソンの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。

1958年(21歳)映画『The Cry Baby Killer』スチール写真

 

1960年(23歳)映画『青春のさまよえる時』撮影中

 

1970年(33歳)

 

1970年(33歳)映画『ファイブ・イージー・ピーセス』より

右は、カレン・ブラック。
右は、カレン・ブラック。

1971年(34歳)映画『愛の狩人』より

 

1973年(36歳)映画『さらば冬のかもめ』撮影中

 

1973年11月(36歳)映画『チャイナタウン』撮影中

 

1974年(37歳)映画『チャイナタウン』より

 

1975年2月(37歳)ニューヨークにて

 

1976年(39歳)映画『ミズーリ・ブレイク』より

 

1981年(44歳)映画『シャイニング』ロンドンプレミア

 

1985年7月(48歳)Paul Natkin Archive

 

1995年(58歳)AFI スティーブン・スピルバーグ トリビュート

 

1996年(59歳)ハリウッド ウォーク・オブ・フェーム

 

「映画」代表作6選


ここからは、チェックしておきたいジャック・ニコルソンの代表出演「映画」を6選、ご紹介します。

『イージー・ライダー』(1969年)

左から、ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン。
左から、ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン。

デニス・ホッパー監督・脚本・主演。ピーター・フォンダ製作・脚本・主演。ジャック・ニコルソンは弁護士のハンセン役を演じ、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。

あらすじ:麻薬の密輸で手に入れた大金を手に、ワイアット(ピーター・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)は、ハーレーにまたがりニューオリンズに向けて旅に出る。ある町でマーチング・バンドのうしろを走行していると、無許可のデモを行ったと誤解されて留置場に入れられてしまう。そこで酔っ払い弁護士のハンセン(ジャック・ニコルソン)に出会ったふたりは、彼の助けを得て釈放されることに。意気投合した3人は、共に旅をすることになるが…。

『カッコーの巣の上で』(1975年)

左は、ウィル・サンプソン。
左は、ウィル・サンプソン。

ミロス・フォアマン監督。ケン・キージーの小説を原作としたヒューマンドラマ。この作品でジャック・ニコルソンはアカデミー賞主演男優賞を受賞した。

あらすじ:刑務所入りを避けるため、嘘の病気で精神病院に入院したマクマーフィー(ジャック・ニコルソン)。婦長ラチェッド(ルイーズ・フレッチャー)が決めた厳しいルールに反抗し、薬も飲まず自由に振る舞うマクマーフィーは、徐々にほかの患者とも打ち解けていく。あるとき、病棟に女友達を連れ込んだマクマーフィーは酒を飲んで大騒ぎ。翌朝、騒ぎに参加したことをラチェッドに咎められたビリー(ブラッド・ドゥーリフ)が自ら命を絶ってしまい…。

『シャイニング』(1980年)

 

スタンリー・キューブリック監督。スティーヴン・キングの小説を原作としたホラー映画。共演は、シェリー・デュバルなど。

あらすじ:人里離れたホテルで閉鎖管理人の職を得たジャック(ジャック・ニコルソン)は、妻と息子のダニー(ダニー・ロイド)と共に冬の山を訪れる。ホテルは以前の管理人が家族を惨殺したといういわくつきの物件だったが、ジャックは仕事を引き受けることに。孤立したホテルに家族で住み込むことになるが、テレパシー能力を持つダニーはさまざまな超常現象を目撃。さらに、ホテルが持つ不思議な力はジャックの精神を蝕んでいく。

『愛と追憶の日々』(1983年)

ジェームズ・L・ブルックス監督。ラリー・マクマートリーの小説を贋作としたヒューマンドラマ。共演は、シャーリー・マクレーン、デブラ・ウィンガーなど。この作品でジャック・ニコルソンはアカデミー賞助演男優賞を受賞した。

あらすじ:テキサス州に暮らすオーロラ(シャーリー・マクレーン)は、夫を亡くして以来娘のエマ(デブラ・ウィンガー)を女手一つで育ててきた。成長したエマはオーロラの反対を押し切り、教師のフラップ(ジェフ・ダニエルズ)と結婚。ひとり暮らしとなったオーロラは、隣人の元宇宙飛行士のギャレット(ジャック・ニコルソン)との交際を始める。月日は流れ、3人の子どもの母親となったエマは、重い病に侵されていることがわかる。

『バットマン』(1989年)

左は、マイケル・キートン。
左は、マイケル・キートン。

ティム・バートン監督。DCコミックスを原作としたスーパーヒーロー映画。主演は、マイケル・キートン。ジャック・ニコルソンはジョーカー役を演じた。

あらすじ:犯罪と暴力がはびこるゴッサム・シティ。大富豪の青年ブルース・ウェイン(マイケル・キートン)は特殊スーツに身を包み、バットマンとして悪党たちと戦っていた。マフィアの幹部ジャック・ネーピア(ジャック・ニコルソン)は、バットマンとの戦いで負った傷がもとで笑顔以外の表情が作れなくなってしまう。さらに薬品の作用で肌が漂白されてしまい、それが原因で精神をきたしたジャックは、殺人鬼ジョーカーとして暗躍。さらに、ジョーカーはブルースにとっても因縁の相手であることがわかる。

『恋愛小説家』(1997年)

左は、ヘレン・ハント。
左は、ヘレン・ハント。

ジェームズ・L・ブルックス監督の恋愛映画。共演は、ヘレン・ハント。この作品でジャック・ニコルソンはアカデミー賞主演男優賞を受賞した。

あらすじ:ニューヨークに暮らす有名作家のメルヴィン(ジャック・ニコルソン)は、作風とは裏腹に尊大で自己中心的な性格の持ち主。こだわりも強く、馴染みのレストランでは必ず同じテーブルで食事をとり、ウェイトレスはキャロル(ヘレン・ハント)だけしか受け付けないという徹底ぶりだった。あるとき、隣人のサイモン(グレッグ・キニア)の窮地を助けたことをきっかけに、メルヴィンの孤独な日常に変化が訪れる。

「元恋人/子ども」の写真5選


ハリウッドを代表する名俳優らしく、華麗な恋愛歴も注目を集めてきたジャック・ニコルソン。ここからは、「元恋人/子ども」の写真をピックアップ。

長年交際していたアンジェリカ・ヒューストンと

1974年 映画『さらば冬のかもめ』ニューヨークプレミア。
1974年 映画『さらば冬のかもめ』ニューヨークプレミア。

当時交際し、ふたりの子どもをもうけたレベッカ・ブローサラドと

1994年 Life Achievement Award。
1994年 Life Achievement Award。

娘のロレイン、息子のレイモンドと

2001年 ディズニー カリフォルニア・アドベンチャー グランドオープニング。
2001年 ディズニー カリフォルニア・アドベンチャー グランドオープニング。

2003年 映画『恋愛適齢期』ロサンゼルスプレミア

 

2006年 第78回 アカデミー賞授賞式

 

「男前遍歴」24選


次に、60代からの「男前遍歴」をお届けします。ダンディな佇まいと、キュートな笑顔のギャップがたまりません。

1997年5月(60歳)第26回 LAPD セレブリティ ゴルフトーナメント

 

1998年(61歳)第55回 ゴールデングローブ賞授賞式

 

1999年(62歳)第56回 ゴールデングローブ賞授賞式

 

2002年(65歳)第4回 エリザベス・グレイザー小児エイズ財団主催 セレブリティゴルフクラシック

右は、ジョー・ペシ。
右は、ジョー・ペシ。

2002年(65歳)映画『アバウト・シュミット』プレスカンファレンス

 

2003年(66歳)ニューヨークにて 撮影中

 

2004年(67歳)映画『スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと』ロサンゼルスプレミア

 

2005年6月(68歳)映画『ディパーテッド』撮影中

 

2007年(70歳)MTV ムービー・アウォード

 

2007年12月(70歳)ビバリーヒルズ ポートレイトセッション

 

2008年1月(70歳)映画『最高の人生の見つけ方』ロンドンプレミア

 

2008年2月(70歳)第80回 アカデミー賞授賞式

 

2008年4月(71歳)映画『最高の人生の見つけ方』東京プレスカンファレンス

 

2008年5月(71歳)ロサンゼルス・レイカーズ VS ユタ・ジャズ 試合観戦時

 

2009年6月(72歳)第37回 AFI  Life Achievement Award

 

2009年11月(72歳)ロサンゼルス・レイカーズ VS ニューヨーク・ニックス 試合観戦時

 

2010年6月(73歳)第38回  AFI Life Achievement Award 

 

2010年10月(73歳)ロッキー・ホラー・ピクチャー・ショー 35周年記念

 

2011年2月(73歳)NBA オールスター・ゲーム

 

2012年12月(75歳)Celebration Of Carole King And Her Music

 

2013年2月(75歳)第85回 アカデミー賞授賞式

 

2014年8月(77歳)Apollo in the Hamptons 2014

 

2017年3月(79歳)ロサンゼルス・レイカーズ VS ミネソタ・ティンバーウルブズ 試合観戦時

 

2020年1月(82歳)ロサンゼルス・レイカーズ VS ニューヨーク・ニックス 試合観戦時

 

「現在」の写真2選


2010年に出演した『幸せの始まりは』を最後に、事実上の引退状態にあるジャック・ニコルソン。熱狂的なロサンゼルス・レイカーズファンとして知られており、2023年には久しぶりに試合観戦に訪れたことが話題となりました。現在は認知症を患っているという情報もあり体調が心配されますが、再び元気な姿を見せてくれる日を待ちたいところです。

2023年5月(86歳)ロサンゼルス・レイカーズ VS デンバー・ナゲッツ 試合観戦時

 

2023年5月(86歳)ロサンゼルス・レイカーズ VS デンバー・ナゲッツ 試合観戦時

右は、息子のレイモンド・ニコルソン。
右は、息子のレイモンド・ニコルソン。

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