手元に耳元に…「フリヴォル」でジュエリーの花を咲かせて
フランス屈指のハイジュエラー、ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)が、パリのヴァンドーム広場に初めてのブティックをオープンさせたのは1906年のこと。以来、花や蝶、星など自然をモチーフにしたロマンティックなジュエリーで、多くの女性の心をとらえてきました。特に1920年代からメゾンにとって欠かせないモチーフとなったのが花。繊細にリアルに、あるいは抽象的にグラフィックに…花はさまざまな表現でジュエリーとなってきました。
なかでも花びらをハート型にかたどった「フリヴォル」は、甘すぎないデザインで大人の女性にも人気のコレクション。この3月に9つの新作が加わり、春がすぐそこに近づいた今、とても気になる存在に!
花束のようなデザインも、ダイヤモンド使いも、可憐な存在感
新作のひとつが、3つの小さな花を組み合わせた、今までにないデザイン。クールな着こなしをしていても、優しさ、豊かさを忘れたくない大人の女性にとって、耳元や首元のブーケはぴったりのアイテムです。
また、2017年に登場した「フリヴォル ミニモデル」は、新たにダイヤモンドをまとい、小さいながらもまばゆい輝きを放ちます。それはメゾンのエキスパートによって選び抜かれたダイヤモンド(カラーはD~Fクラス、クラリティはIF~VVSクラス)がセッティングされているから。しかもゴールドの構造部に細心の注意で穴を開けることで、ダイヤモンドの内側にまで光が入り込み、輝きが高まります。可憐な花ながら、存在感は格別!
さらに花芯に3石ものダイヤモンドがあしらわれた大ぶりタイプも見逃せません。「黄金の手」と呼ばれる高い技術をもつ経験豊かな職人が、その花びらを一枚一枚磨き上げ、まるで鏡のように輝くゴールドの花を咲かせます。ひとつひとつ手作業でセッティングされる中央のダイヤモンドまで、職人の技が息づいているのです。
ヴァン クリーフ&アーペルの花をまとうことは、メゾンの歴史をまとうこと
1920年代のダイヤモンドのクリップから現代に至るまで、絶え間なく変化する自然の象徴でもある花は、メゾンの大切なインスピレーション源でした。ポピーやデイジー、すずらん、桜などの花々は、1906年の創業以来、今も変わらず、ヴァンドーム広場のアトリエで「黄金の手」のもち主である職人たちによって、ジュエリーに姿を変えています。
メゾンの歴史を感じながら、ヴァン クリーフ&アーペルのフラワーモチーフジュエリーを身につける…それは大人の女性にこそ許される贅沢であり、そのとき自分自身が花のように咲き誇っていることを感じられるでしょう。
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- Precious.jp編集部