ブロンドストレートの“ブラントボブ”がトレードマークであるギリシャの「マリア＝オリンピア王女」。ファッションウィークではフロントロウの常連であり、モデルとしてはラグジュアリーブランドの広告で活躍、そのほか、ブック型のクラッチバッグで人気のパリブランド『オランピア ル タン』とのコラボレーションも人気で、すっかりZ世代ロイヤルを代表するファッショニスタとなっています。デニムからメタリックアイテムまで、抜け感ある今っぽい着こなしで注目を集める27歳の彼女の、最新スタイルを紐解いていきましょう。
■１：繊細シアーとラフデニムのテイストミックス
2024年5月14日、英国・ロンドンで開催されたマローン・スリアーズ×タバサ・シモンズのコレクション発表会に出席。ハイライズデニムとシースルーのシャツをスタイリングしています。シャツは黒とピンクの枝プリントがあしらわれ、あえて黒いブラを透けさせることでデリケートな雰囲気に。フロントに小さなリボンが付いたシルキーなシャンパンカラーのピープトゥフラットシューズと組み合わせて、センシュアルなパーティールックを完成。デニムが甘さを抑え、都会的な佇まいに導いています。
■２：旬カラー、メタリック＆バーガンディの最強コンビを堪能
2024年5月13日、ロンドンで開催されたテート・モダンでのショーへ。煌めくグレーのボタンフロントニットにて、黒ベースにシャイニーなアクセントが目を引くミディスカートを着用しています。無機質なメタリック素材をグッとフェミニンに演出しているのがバーガンディのバッグとパンプス。シックなトーンが悪目立ちすることなく輝きに寄り添い、大人の落ち着きを感じる華やかさが漂います。
■３：シルバーとライムグリーンのグラマラスなカラーリングに注目
2024年3月19日、ロンドンで開催された「ナショナル・ポートレート・ギャラリー」のポートレート・ガラに出席。シルバーカラーのベルベットに、ライムグリーンのポインテッドトゥのヒールを合わせています。メタリックカラーはシルバージュエリーのようにあらゆる色と相性がいいのも魅力。鮮やかなカラーもごちゃごちゃすることなく受け止めてくれます。また、共に光沢素材であることもポイント。より統一感がでて華やかに装いを演出します。
ニューヨーク大学を卒業後ファッション界で躍進中のZ世代ロイヤル、ギリシャの「マリア＝オリンピア王女」の最新スタイルをご覧いただきました。ストイックなムードが漂うボブヘアが装いのスタイリッシュさを高めて、印象的な着こなしに。さりげないけどあか抜けている、今どきなセンスにこれからも注目ですね！
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- Getty Images
- WRITING ：
- 神田朝子
