フェミニンさが特徴の甲にストラップが付いたメリージェーンタイプのストラップ靴。ベーシックな着こなしに投入すると今っぽさをもたらします。足元で旬のおしゃれを表現してみませんか?
■1:ミッシェル・ウィリアムズは…ジャケット×デニムの装いが新鮮かつ女性らしくシフト
女優、ミッシェル・ウィリアムズがニューヨークで目撃されたときのコーディネートです。ストライプのシャツにデニムを合わせ、チェックのジャケットを羽織っていました。トラッド風のデニムカジュアルは大抵ローファーを合わせることが多いですが、彼女はストラップ付きのフラットシューズを投入。その効果で普通のメンズライクなトラッドより女性らしさが加味されて、テイストミックスになっています。ストラップと甲の肌見せという足元だけでフェミニンさをアピールし、おしゃれ上級者の風格をアピール。デニムの丈はくるぶしが隠れるくらいに設定すると、フラット靴とのバランスがよく見えておすすめです。
■2:エミー・ベントゥリーニは…黒のモードスタイルに程よいモードニュアンスを香らせて
2024年5月半ばにパリで見かけられていたのは、スタイリストとして活躍するエミー・ベントゥリーニ。このときの着こなしは、黒で統一したオーバーサイズのジャケットとショート丈レギンスというスタイル。合わせた足元は光沢を放つレザーのストラップ靴で、オール黒スタイルになじみつつ、華やかなポイントにもなっています。フラットなタイプですがウェッジ風の船底になっているので、より今っぽいイメージです。ボトムが短いぶん、程よくボリュームがあるとバランスをとりやすいので、全身のスタイルアップも期待できます。フルレングスのパンツでもシックに決まるところを、美しい脚のラインを際立たせ、軽やかさを強調できていてさすがです。
■3:ヴィクトリア・ショイは…スカートエレガンスを旬顔に見せると同時にシャープさがアップ
デジタルクリエイター、ヴィクトリア・ショイは、2024年5月初旬、ベルリンでキャッチされていました。レオパード柄のブラウスにカーキのフレアスカートを合わせ、グレーがかったブルーのショートジャケットをコーディネート。おしゃれ見えするニュアンスカラーの色合わせは、ややネボケて見えてしまいがちです。そこにレオパード柄に使われた黒を足元のストラップ靴に投入し、全身を引き締めて見せています。靴は履き口のカッティングがV字で、やや太めのベルトがあしらわれていてシャープさが光るデザインです。足元でキリッと仕上げて、フレアスカートでも甘く見えない理想の辛口のエレガンスができ上がっています。
メリージェーン風のストラップ靴を取り入れていた3人のファッショニスタにクローズアップしました。デニム、ショート丈ボトム、フレアスカートと、どんなボトムとも相性がよく、投入するだけで今っぽく見える一足なので必見です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀