白Tシャツの抜け感があるからこそ、気張らない雰囲気を醸せるドレッシースタイル。ご紹介する3人が選んだ白Tシャツの形やデザイン、組み合わせたアイテムについてさっそくチェック。

■1:ケイトリン・カーターは…オールホワイトで白Tシャツのクリーンさを引き出して

ジュエリーのようなベルトをシンプルコーデのポイントに。
ジュエリーのようなベルトをシンプルコーデのポイントに。

インフルエンサーのケイトリン・カーターの、NYファッションウィークでの着こなしをピックアップ。彼女が選んだ白Tシャツは、ジャストサイズできれいめに着用できる形。軽やかなコットン素材で抜け感をアップさせ、こなれた表情へ。そこに、同じ白のパンツとハイヒールパンプスを合わせ、クラスアップに繋げました。とろみのあるパンツを選びつつ、偏光モチーフ付きのシルバーチェーンベルトを投入したことで、ワンカラーの中にメリハリを授けることに成功しています。フープハンドルのベージュバッグを加え、まろやかさを足せば上品に着地。

■2:カタリナ・マヤは…フィット感のある白Tシャツに構築的な黒スカートを合わせて

モードフェミニンな着こなしにマッチするよう、ヘアはすっきりとタイトに。
モードフェミニンな着こなしにマッチするよう、ヘアはすっきりとタイトに。

モデルのカタリナ・マヤを、マイアミでスナップ。カジュアルな白Tシャツも、微光沢感のある素材、そしてフィット感があってシームレスなデザインにこだわれば、ミニマルシックを体現することができます。そんなぴたっとしたトップスには、やっぱりボリューム感のあるボトムスがお似合い。白と相思相愛な黒のスカートは、構築的な形でモダンさを倍増させながら、お洒落心を刺激して。バッグやジュエリーはシルバーで統一し、白黒コーディネートのスタイリッシュさを引き上げました。

■3:セゴレーネ・ヒポリテは…立体感のあるフェミニン白Tシャツを指名して無難を解消

ぱきっと鮮やかな赤のルージュが差し色として貢献。
ぱきっと鮮やかな赤のルージュが差し色として貢献。

2024年5月、パリでスナップされたアーティストのセゴレーネ・ヒポリテ。白Tシャツそのものをドレッシーなデザインにすることで、鮮度を宿して。ボリュームスリーブやフリル、パールがあしらわれたデザインTシャツなら、シンプルカジュアルな着こなしに動きが生まれ、さりげない華やかさをアピールすることができます。白Tシャツの相棒的存在のブルージーンズは、フェミニンなTシャツにマッチするようにきれいめなストレートをチョイス。白のスリングバックパンプスとラフィアトートバッグを加え、力が抜けすぎない大人の上品カジュアルスタイルを完成させました。


夏に欠かせない「白Tシャツ」の着こなしが新鮮になる、ドレッシーなコーディネートをご紹介しました。Tシャツの抜け感があるからこそ華美になりすぎず、気張らないお洒落を楽しむことができます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香