『Precious』本誌のほか、ファッション誌を中心に人気スタイリストとして活躍する望月律子さん。望月さん自らがコーディネートしてくれる、ファッションレンタルサロン「Allons-y(アロンズィ)」のオーナーでもあります。
Precious.jpでは、そんな望月さんに大人の着映えを叶える「ちょっとしたおしゃれのコツ」を指南いただく【スタイリスト望月律子さん流『上品着映え』叶えます!】を連載中。大人の女性のファッションの悩みにこたえるべく、今求められているおしゃれアイデアや着こなしを提案してくれています。
今回はその中から、“ワンピース”の着こなしにフォーカス。今っぽくこなれた印象で着こなすコーデ術を、ご自身によるコーディネート実例&解説と共に一挙にご紹介していきます。
“ワンピース”を旬に着こなすコーデ術7選
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■1:肌見せで抜け感を!軽やかにまとうブラック
■2:白はコントラストを効かせて!大人に似合う緩急あるバランス
■3:強さと女らしさの絶妙さじ加減の一着
■4:ふんわりワンピースは大人の赤を選ぶことが重要
■5:さりげない肌見せが地味な印象を回避「スリットデザイン」
■6:大人に似合う程よい華やかさ「からし色」
■7:ケープをレイヤードしたような「ひとクセデザイン」
■1:肌見せで抜け感を!軽やかにまとうブラック
アレンジのしやすさも魅力的なノーカラーのシャツワンピース。望月さん曰く、重たい印象に見えがちな黒ワンピースは「首元の開け方や、顔周りにもってくるジュエリーの輝きがコーディネートを盛り上げるのに重要です」とのこと。首元のボタンを外した肌見せで、今っぽい抜け感を漂わせて。
■2:白はコントラストを効かせて!大人に似合う緩急あるバランス
オーバーサイズの白ワンピースをバランスアップさせるポイントは、メリハリ。耳元の大ぶりなピアスやウエストベルトなど、洒落感を高めるには小物使いが重要です。ノーカラーデザインのワンピースは、「シャープなシャツ襟よりもアクセサリーに気を使うと、より映える着こなしに」(望月さん)
■3:強さと女らしさの絶妙さじ加減の一着
華やかな赤ワンピースは、「ちょっと激しいイメージをもつ人もいると思いますが、実はトーンを吟味すればスイートにもカジュアルにも合わせられます」(望月さん)とのこと。肌馴染みのいい赤に、肩パッドが入ったタイトなシルエットや絞られたウエストといった、主張あるエッジーなシルエットがクール!揺れる装飾のバッグで、ドラマティックさを後押して。
■4:ふんわりワンピースは大人の赤を選ぶことが重要
望月さんによると、ボリュームのあるコットンワンピースも、深いバーガンディカラーならグッとクラシカルに大人っぽく着こなせるそう。コットンとはいえ光沢のある素材なのも、落ち着いた印象が漂う理由のひとつ。チェーンバッグをクロスボディにしてこなれ感を添えて。
■5:さりげない肌見せが地味な印象を回避「スリットデザイン」
大人の女性がまとうと”喪服感”が漂ってしまうこともある黒ワンピースは、「デコルテや袖スリットの肌見せという辛口ディテールのデザインを選ぶと、揺れる丈感との相乗効果で地味見えを避けてくれます」(望月さん)。ときにパールを合わせるのも不安な黒のワンピースも、これくらいキレ味いいデザインなら、躊躇なく楽しめそう!
■6:大人に似合う程よい華やかさ「からし色」
エアリーな素材で、歩くたびに揺れると軽やかなからし色のワンピーススタイル。「この面積でアクセントカラーを選ぶと印象が強過ぎてしまいますが、こちらはブラウンとイエローの中間のような色味でベーシックカラーに近く、気負わず取り入れやすいと思います」(望月さん)ワンピースの色に寄り添うゴールドのネックレス&バッグで華やぎ感を後押し!
■7:ケープをレイヤードしたような「ひとクセデザイン」
ロング丈やケープといったデザイン性の高いワンピースも、清楚なカラーを選ぶことで大人に似合う、シックな装いに仕上がるそう。「学校行事的なスタイルになりがちなネイビー。ですがその品のよさで、このくらいデザイン性の高いワンピースも落ち着いたムードにまとめてくれます」(望月さん)
以上、人気スタイリスト望月さんの連載より、ワンピースの旬な着こなしを一挙にご紹介しました。それぞれの連載記事では、より詳しいアイテムの詳細や、スタイリングのコツなどもご覧いただけます。「記事を読む」のボタンから、ぜひチェックしてみてください!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 黒石あみ(小学館)