『Precious』本誌のほか、ファッション誌を中心に人気スタイリストとして活躍する望月律子さん。望月さん自らがコーディネートしてくれるファッションレンタルサロン「Allons-y（アロンズィ）」のオーナーでもあります。本連載ではサロンでひとりひとりと対話するなか望月さんが実感した、大人の女性のファッションの悩みにこたえるべく、今求められているおしゃれアイデアや着こなしをご提案します。
第83回は、「ノーカラーシャツワンピ」にクローズアップします。「襟のあるワンピースは着こなしが難しい、と思っている人は少なくないかもしれません。一方、ノーカラーを選べばスッキリとして今っぽい。最近は丈が長かったり、ふんわりした袖のワンピースが多いので、襟元がすっきりしているとバランスよく着こなせます。ボタンを外してフロントを開けて肌見せするアレンジも効果的ですし、首元がごちゃごちゃしていないので大きなピアスをつけたり、大ぶりのアクセサリーで盛り上げるのもおすすめです」ご自身によるコーディネート実例＆解説とともにご覧ください。
■１：肌見せで抜け感を！軽やかにまとうブラック
「重たい印象に見えがちな黒。首元の開け方や、顔周りにもってくるジュエリーの輝きがコーディネートを盛り上げるのに重要です」（望月さん）
アレンジのしやすさも魅力的な、ノーカラーの襟元。ボタンを外した肌見せで今っぽい抜け感を漂わせて。
■２：白はコントラストを効かせて！大人に似合う緩急あるバランス
「こちらのワンピースはかなりオーバーサイズなので、顔まわりがスッキリしているのが重要となってきます。さらに白は膨張して見える色ですが、太めのシルエットのノーカラーの襟元から細い首がスッと出ている、というのが大人のバランスとして綺麗。耳元には大ぶりなピアスをあしらいました。ネックレスでもいいですが、せっかくなのでノーカラーのスッキリ感を活かし、耳元にアクセントをプラスするのがおすすめです」（望月さん）
ウエストを軽く絞っているベルトも、バランスアップのポイント。
「ボクシーなデザインなので、メリハリをつけました。ノーカラーだと襟元がほっこりして見えることも。シャープなシャツ襟よりもアクセサリーに気を使うと、より映える着こなしに」（望月さん）
気負わずこなれ見えするノーカラーですが、洒落感を高めるには小物使いが重要なようです。
人気スタイリストの望月律子さんに、大人の着映えが叶う「ちょっとしたおしゃれのコツ」を指南いただく連載。第83回は「ノーカラーシャツワンピ」にフォーカスしました。
きちんと感やクールさがシャツ襟の魅力だとしたら、フラットに着こなせるのがノーカラーの利点。リラクシーな雰囲気が叶ううえ、今どき感も手に入ります。ご紹介した着こなしを参考にぜひワードローブに取り入れてみてはいかがでしょうか。
●この企画で掲載しているアイテムは望月さんのレンタルサロン「ALLONS‐Y」でレンタル可能です。
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リクエストを多くいただいたコーディネートアドバイス（完全予約制・1時間）がスタートしました。現在HPより予約受付中。Zoomでのアドバイスも可能です。
料金：1名／¥11,000、2名以上／1人¥5,500（MAX 3名まで予約可能）
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- 黒石あみ（小学館）
- WRITING ：
- 神田朝子
