【パリオリンピック2024】いよいよ開幕！キャスターとしてもご活躍の斎藤佑樹さんが見どころをわかりやすく解説！

まもなく開幕！【「推し」視点で観る、PARIS 2024】話題満載の今大会の注目競技＆選手をチェック！

4年に一度の夏のお楽しみ、オリンピック（7/26〜8/11）とパラリンピック（8/28〜9/8）がパリを舞台に開催されます。オリンピックをさらに楽しむために、注目の競技や選手、開催地パリの情報などを、「推し」視点ならではの熱くマニアックなコメントと共にお伝えします！

今回はキャスターとしてもご活躍の斎藤佑樹さんに、今大会で注目の競技＆選手についてお話しをうかがいました。

「ひたむきな姿に胸が熱くなる！日本選手、全員を【ハコ推し】しています！」斎藤佑樹さん

斎藤佑樹さん

「小学校から野球を始め、中学、高校、大学、プロと、野球ひと筋でやってきました。明けても暮れても野球三昧の日々で、ほかのスポーツをじっくり観るという余裕がなかったんです」

2021年秋にプロ野球選手としての現役引退を表明。現在はキャスターとして幅広く活躍。

「昨年秋、中国・杭州で開催されたアジア大会で、さまざまな競技の選手を取材する機会をいただきました。そのとき、野球以外のスポーツを目の前で観て、その迫力、魅力はもちろん、選手たちの想いや苦悩なども知ることができました。パリオリンピックも同じです。彼らが背負うものの大きさは生半可なものではありません。アスリートにとって4年という歳月は長く、険しい。選手はみんな “一瞬” にすべてを懸けています。だからこそ、観る側に強い感動を与えてくれるんです。そんな彼らの姿に、僕たちは勇気をもらえるはず。観る側もひとつになって、日本選手を “ハコ推し” するのはもちろん、全選手にエールを送りながら、一緒にオリンピックを楽しみましょう！」

競泳個人メドレー：成田実生さん（Mio Narita）「すいすい泳ぐ、高校生スイマーのうれし涙が見たい！」（斎藤佑樹さん、以下同様）

 

バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形。4泳法とも水の抵抗が少なく、力みのないフォームが持ち味。

「実力はもちろん、“最高にうれしい！” と大泣きする姿、悔しいと泣く姿、表現が素直でストレート！ 応援したくなります」（斎藤佑樹さん、以下同様）

左／成田実生選手

水泳／アーティスティックスイミング「難易度の高い技を笑顔で。一糸乱れぬ一体感もすごい！」

 

パリからの新ルール適用で、より高度な技をミスなく演技することが必須条件に。

「水上の華麗な笑顔とは一転、水中では過酷な動きで美しい技を保ち続ける、その二面性も見どころです」

 

バドミントン女子ダブルス｜松本麻佑さん（Mayu Matsumoto）・永原和可那さん（Wakana Nagahara）「アグレッシブで我慢強い試合運びが熱い！」

 

東京オリンピックは失意の8強に終わったが、メンタルに磨きをかけていざ、パリへ。

「パワフルでアグレッシブな面と我慢強い面と。ダブルスならではの阿吽の呼吸に注目」

バスケットボール女子５人制「走って走って走り勝つ。目指せ、金メダル！」

 

東京オリンピックで銀メダルを獲得、世界を驚かせた。

「とにかく走り勝つ、あきらめない姿に感動します。確実な3ポイントも日本女子の強みです」勝ちにこだわってメダルを取りにいく！

柔道女子 48kg級｜角田夏実さん（Natsumi Tsunoda）「巴投げと関節技の組み合わせ “最恐セット” で金を狙う！」

 

阿部詩選手のいる52kg級から48kg級へと階級を変更し、柔道日本女子、歴代最年長31歳で初めてのオリンピックに挑む。

「彼女の絶対にあきらめない心はメダル級！ ぜひ、一本勝ちが見たいです」

バドミントン男子シングルス｜奈良岡功大さん（Kodai Naraoka）「出るか！？ “奈良岡クロススペシャル”！」

 

ポスト桃田賢斗選手として、バドミントン界を牽引する存在。

「打つ瞬間に手首を返し、相手の逆を突く “奈良岡クロス” に、もうワンフェイクを足した “奈良岡クロススペシャル” は必見。ダイナミックで繊細な技には、圧倒されます」

柔道男子 73kg級｜橋本壮市さん（Soichi Hashimoto）「パワフルかつ、スピード感溢れる技に釘づけです！」

 

得意技は “橋本スペシャル” こと、袖釣り込み腰。通常は両手での組み手から放たれる技だが、左手一本で相手を担ぎ込むのが橋本流。

「技はもちろん、かなりのイケメンです（笑）」

７人制ラグビー男子「スピード感溢れるプレーとハイテンポな試合運びに興奮！」

 

「7人制ラグビーは開会式の2日前から競技がスタート。オリンピックを先取りして楽しめます」。

高い技術とタフさが求められる7人制。粘り強さが強みの日本の戦術にも注目したい。

柔道女子 63kg級｜高市未来さん（Miku Takaichi）「３度目の正直！ オリンピックでぜひメダルを！」

 

リオ大会、東京大会ともに出場するもメダルならず。

「怪我を乗り越え、悔しさをバネにパリへ。旦那さんも柔道家（高市賢悟さん）で、二人三脚のメダルが楽しみです」

※高市選手の【高】は「はしごだか」が正式表記です。

柔道男子 100kg級｜ウルフアロンさん（Aaron Phillip Wolf）「猛者たちが揃うこの階級で、２連覇に期待します！」

 

「得意技のダイナミックな大内刈、パリでもぜひ見たいですね」。

実は、このワイルドな風貌で魚をさばく柔道家としても有名で、YouTubeも人気です。

※本特集の取材は5月末に行われたため、内定選手等、変わる場合もあります。