2024年7月10日、ダイアナ元妃の弟、チャールズ・スペンサーと最初の妻ヴィクトリア・エイトケンの娘であるレディ・アメリア&エリザ・スペンサーが32歳に。南アフリカのケープタウンからロンドンへ拠点を移し、「ストーム・モデル・マネジメント」と契約後、多くのメディアや世界じゅうでショーのフロントロウに登場し、すっかり人気者になったふたり。イベントで披露する色使いやシルエットをリンクさせた印象的なツインズコーデが話題となっています。ハイファッションもサラリと着こなす、美貌の双子の最新スタイルをスナップで紐解いていきましょう。

■1:インナーは白で統一!テニス観戦はダブルのパンツスーツでハンサムに

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シューズはポインテッドトゥとサンダルでそれぞれ自分らしく。

2024年7月2日、イギリス・ロンドンで開催されたウィンブルドン・テニス選手権2日目に出席。アメリアはセージグリーンのセットアップ、エリザは白をチョイス。アメリアはパフィーな袖やボディにフィットするジャケットのシルエットがフェミニンですが、エリザはボクシーなジャケットでマスキュリンな印象です。色もシルエットも異なりますが、フロントにあしらわれたメタルボタンや、インナーのデコルテの肌見せ加減を合わせ、見事にリンクコーデを完成しています。

■2:清々しく上品な紺白ミディワンピースでレディに装って

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足元はロイヤルファッションの定番、プラットフォームのエスパドリーユです。

2024年6月19日、ロイヤルアスコットの2日目は、マイ・フェア・レディのようなスタイルで登場。エリザは白のワンピースにネットのついたピルボックスハット、アメリアはネイビーのドットワンピースにブリムの広いハットを合わせています。襟元の詰まったふんわり袖のデザインやネイビー×ホワイトの配色でリンクさせて。ハットは同じ白ながら対照的なフォルム、服の色は逆の配色にしてさりげなく品あるお揃いを楽しんでいます。

■3:クワイエットラグジュアリーな白を纏って

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白に映えるクリーンでナチュラルなメイク。

2024年6月16日、エガムのガーズ・ポロ・クラブで開催されたカルティエ・クイーンズ・カップ・ポロに出席。「トリー・バーチ」でまとめたコーディネートで、エリザはツイル素材のカーゴパンツとアイボリーのシルクボウブラウスを合わせています。ウエーブを効かせたヘアはサイドに寄せてあり、ルックにフェミニンな魅力をプラス。対照的にアメリアは、キャップスリーブのVネックラインとベルト付きウエストが特徴のポプリン素材ワンピースを着用。ウエストから広がるAラインのシルエットがエレガントです。ふたりとも小物はゴールド〜ベージュで揃えて、優しい白に品格の輝き添えています。

■4:トーンとシルエットを合わせてリズミカルに

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センターパートヘアで揃えて。

2024年5月20日、ロンドンのチェルシー王立病院で開催されたRHSチェルシーフラワーショーへ。ブルートーンのワンピースにトゥが露わになる軽やかなミュールを合わせています。アメリアはカラーブロック、エリザはワントーンを選び、半袖とウエストを絞ったシルエットがリンク。グラマラスなジュエリーでエレガンスをあと押し!

■5:色違い風のコーディネートに微差をつけて洒落感アップ

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ヘアスタイルの違いで装いにコントラストをつけています。

2024年2月25日、ミラノファッションウィークに現れたふたりは光沢が華やかなセットアップを纏っていましす。アメリアはグリーン系に一つボタンのジャケットでフェミニンなムード。エリザはブルートーンのスリーピースでハンサムに。小物まで色違いのお揃いですが、ヘアスタイルや微妙なデザインの差で個性が引き立っています。


今回は「レディ・アメリア&エリザ・スペンサー」の最新スタイルをお届けしました。姉妹はもちろん、母娘、友人e.t.c.と楽しみたい、グッとイベントを盛り上げるリンクコーデ。ふたりの巧みなテクニックを参考に、ぜひ華やかなシーンで楽しんでみてはいかがでしょうか。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子