誤読注意!「怪我」ってなんと読む?「かいが」ではありませんよ!

明日・7月13日は『オカルト記念日』と言われています。日付は、1974(昭和49)年のこの日、映画『エクソシスト』が日本で初公開されたことに由来します。『エクソシスト』は「悪魔祓い師」のことで、衝撃的な演出が話題となって大ヒットし、当時のオカルトブームの火付け役となり、その後、多くのオカルト映画が制作される素地をつくった…といわれております。オカルトといえば、日本では怪談。ということで、1問目は「怪」という字の入ったクイズからお送りします。

【問題1】「怪我」ってなんと読む?

「怪我」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「傷を負うこと。傷」「思わぬあやまち」「不測の結果」などを意味する言葉です。

<使用例>

「大胆過ぎるプランを無理にすすめるのも、怪我のもとよ」

かな2文字です。
かな2文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 怪我(けが) です。

大変ポピュラーな言葉ですが、実は難読熟語ですよね。
大変ポピュラーな言葉ですが、実は難読熟語ですよね。

「怪我」…身近な言葉なので、すんなり読めてしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、読めなかった方は逆に、ヒントなどを読んでも難しく感じたかもしれません。「怪」の音読み「ケ」は表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方)で、ほかにも「怪(け)しからん」など、なかなかの難読語に使われています。ケガは、我を失ったときや、気持ちが乱れたときなどの不注意に起こりがちなものではありますが、「怪我」は読み方優先の当て字表記です。

さて、2問目は「悪魔祓い師」の「魔」という字の入ったクイズです。

【問題2】「伏魔殿」ってなんと読む?

「伏魔殿」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「エクソシスト=悪魔祓い師」のような、人の役目に対する呼称とは、全く違うアプローチの言葉で、「殿」が敬称として使われている言葉ではありません。

<使用例>

「クリーンな政治を行っているふりをして、実は庁舎全体が伏魔殿と化していたのね…」

かな5文字です。
かな5文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 伏魔殿(ふくまでん) です。

「魔物の潜んでいる殿堂」、つまり「場所」を指す言葉です。

「伏魔殿」は、「魔物の住んでいる殿堂」というもとの意味から転じ、「美名に隠れて陰謀・悪事などが耐えずたくらまれている所。悪の根拠地」という意味で使われる言葉です。例文のように「政治」の話題で使われることが多いので、大人として覚えておきたい言葉です。…理想としては、この言葉の用例に「政治」が出てこないような世の中になってほしいですね。

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本日は、7月13日『オカルト記念日』にちなんで、

・怪我(けが)

・伏魔殿(ふくまでん)

の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/『366日への旅』ホームページ/WOWOWホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱