2024年6月28日、第一子であるフセイン皇太子の30歳の誕生日に「私の最愛のフセイン、お誕生日おめでとう。親になったあなたとラジワに会うのが待ちきれません!」とSNSに綴ったヨルダン・ラーニア王妃。大きなお腹のラジワ皇太子妃と長男の写真に添えられたメッセージにはふたりへの深い愛が溢れています。元銀行員のキャリアをもつ才色兼備なラーニア王妃は、もうすぐ初孫を迎えるとは信じがたい若々しさに満ち溢れています。そこで王室ファッションの定番である「ミディ丈」を愛用する53歳の装いに注目。スッキリバランスよくみえる着こなしを紐解いていきましょう。
■1:メリハリ配色で最強のスッキリ見え!クワイエットラグジュアリーなモノトーン
2024年5月1日、ニューヨークのソーホーに現れた際は、「アレキサンダー・マックイーン」のアシンメトリーな裾とスリットが特徴のペンシルスカートを着用。クラシックでありながらエッジーなツイストが効いたデザインに、「ラバンヌ」のブラウス、「ジミー チュウ」のパンプス、「ボッテガ・ヴェネタ」のバッグをコーディネートしています。ブラウスの裾はウエストインして腰回りをスッキリと。スカートのハイウエストが脚長効果を発揮。ハイヒールがそれをさらに後押ししています。
■2:ウエストから腰にかけてあしらわれた刺繍が気になるパーツをカバー
スペイン・マドリードの王宮にて。「ディオール」の華やかな刺繍があしらわれたワンピースを纏っています。縦長効果を発揮するIラインシルエットに、ウエスト周りのアクセントでスッキリ見えとバランスアップを叶える理想的なデザイン。さらにダークトーンと明るいピンクの刺繍、の陰影ある配色も引き締まった印象を加速します。足元は刺繍と同じトーンを選んで華やかに仕上げています。
■3:ゴールドで煌めきをトッピング!カーヴィなシルエットのワンピース
英国ロンドンのバッキンガム宮殿で行われた戴冠式レセプションに出席。「スキャパレリ」によるブラウンのワンピースはウエスト〜腰回りが絞られたシルエット。優雅なドレープが気になる腰回りをカバーしてくれます。さらにフロントに並んだボタンが縦のラインを強調。クラッチとジュエリー、ヒールはゴールドを選んで華やぎ感をグッと底上げしています。
ヨルダン・ラーニア王妃の愛用レングスである「ミディ丈」のスタイルをご覧いただきました。ともすると中途半端で野暮ったい印象に無なってしまう微妙な長さ。ウエストをマークすることでスッキリ感がだいぶ違って見えるので、王妃の着こなしをぜひ参考にしてみてくださいね。
関連記事
- こなれ感投入で鮮度抜群な着こなしに!ドージャ・キャットらセレブの「キャップ」コーデ3選【海外スナップ】
- 【色で涼しく!】女優ジェシカ・アルバも着用中!「アイボリー×白」の涼感ベーシック3選【海外スナップ】
- ケイティ・ホームズも愛用!ハンサムな「ジレ」が主役のパンツカジュアル3選【海外スナップ】
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子