わずか数cm四方の小さな時計の中に宿る、つくり手の情熱と物語は伝統と革新をつないできた時計づくりの軌跡であり「奇跡」そのもの。だからこそ、じっくりと時間をかけて育まれたクリエイションはこんなにも美しく、エモーショナルで、私たちの心を揺さぶるのです。

雑誌『Precious』9月号では、【「新作時計」が生む感動のスペクタクル】と題して、全27ブランド・32本の魅力を総力レビュー! 燦々たるジュエリーウォッチから進化を遂げるラグジュアリースポーツウォッチまで、今年発表された新作から厳選してご紹介しました。

今回はその中から、スポーティシックな『マリーン』コレクション、ブレゲの時計『マリーン レディ 9518』の魅力をお伝えします。

【ブレゲ】陽光を受けて煌めくスポーティシックなブレスレットモデル

『マリーン』のコードを受け継ぎながらも、シンプルでモダンな美しさを求めたデザイン。

33.8mm径のサイズと、薄型ムーブメントを搭載したスリムなフォルムで身につけやすい。ポリッシュとサテンの異なる仕上げを施した美しいブレスレットは、心地よいフィット感を誇る。デイリーに、気兼ねなくつけたいダイヤモンドウォッチ。

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『マリーン レディ 9518』¥4,092,000 ●ケース:SS×DIA ●ケース径:33.8mm ●ブレスレット:SS ●自動巻き(ブレゲ ブティック銀座)

かつてマリン・クロノメーター(航海用の精密時計)を製造していた「ブレゲ」。その伝統と実績を受け継ぎ、高精度と信頼性を証明するのが『マリーン』コレクションです。

夜光塗料を施したブレゲ針、国際海洋信号旗を模した秒針のカウンターウェイト、波形のリュウズプロテクターなどがシンボリックな意匠です。

そして最新作をひと言で評するなら、まさに「スポーティシック」。ブルー文字盤は大海原を、シルバー文字盤は岩に砕ける波をイメージしており、いずれもサンバースト仕上げ。そしてベゼルとインデックスにはダイヤモンドが散りばめられているのです。海面で乱反射する光の煌めきを思わせるように、降り注ぐ陽光のなかで、スタイリッシュな印象を際立たせてくれるでしょう。レディスでは待望のブレスレット仕様が海辺のシーンにもふさわしく、軽やかな気分で纏えるタイムピースです。

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ケースサイドにのぞくのは、ミドルケースに施された伝統的なコインエッジの装飾。裏面のローターには波模様のギョウシェ彫りを施す。

※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、SS=ステンレススティール、DIA=ダイヤモンドを表します。

問い合わせ先

ブレゲ ブティック銀座

TEL:03-6254-7211

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PHOTO :
池田 敦(CASK)
STYLIST :
関口真実
EDIT&WRITING :
安部 毅、安村 徹(Precious)