デジタル経済大臣、研究大臣、予算大臣、国務院長を歴任し、現在はイル=ド=フランス地域圏議会議長であるヴァレリー・ペクレス。2021年には翌年の大統領選挙の共和党公認候補となったことも(2022年決選投票に進めず落選)。先日閉幕した2024年夏季五輪をパリに呼び込んだ立役者と呼ばれる彼女。親日家でもあり、実は日系企業でインターンをした経験もあるという57歳の最新スタイルを紐解いていきましょう。
■1:赤のジャケットで迫力を!ボールドなコントラストが目を引く装い
2024年パリオリンピック9日目の8月7日、ローランギャロススタジアムで行われた男子テニス決勝戦、セルビアのノバク・ジョコビッチ対スペインのカルロス・アルカラス戦を観戦。ホワイトのポロシャツにニュアンスカラーのパンツを合わせ、赤ジャケットを羽織っています。サラリとシンプルなスタイルにエスパドリーユがフェミニンなアクセントをオン。抜け感も添えてフランスのエスプリ漂うスタイルを完成。
■2:さりげない肌見せがコンテンポラリーなミディワンピース
7月25日、2024年パリオリンピック開会式に先立ち、ルーブル美術館で開催されたIOCとエリゼのディナーに出席。ショルダー部分のアシンメトリーなカットアウトがモダンな印象を醸すミディワンピースで登場しました。緩やかに広がるスカートが風になびいてしっとりとした佇まい。バッグとシューズは白を選んでコントラストの効いた装いを披露していました。
■3:シンプルシックなダークトーンに白シャツで端正な切れ味を
2024年5月7日、フランス・パリのパルク・デ・プランス・スタジアムで行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグのパリ・サンジェルマン(PSG)対ボルシア・ドルトムントの試合を観戦。シャープな襟が特徴のダブルのコートにクロップド丈パンツ、ショートブーツのスタイリングです。インナーには白シャツを選び、辛口クールな味付けをプラス。襟元を深めに開けてネックレスをあしらい、フェミニンさもひと匙。
イル=ド=フランス地域圏議会議長、ヴァレリー・ペクレスの最新スタイルをお届けしました。媚びのない潔くシンプルな装いに、内から溢れる自信が引き立つ、トップキャリアらしい装いです。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子