わずか数cm四方の小さな時計の中に宿る、つくり手の情熱と物語は伝統と革新をつないできた時計づくりの軌跡であり「奇跡」そのもの。だからこそ、じっくりと時間をかけて育まれたクリエイションはこんなにも美しく、エモーショナルで、私たちの心を揺さぶるのです。
雑誌『Precious』9月号では、【「新作時計」が生む感動のスペクタクル】と題して、全27ブランド・32本の魅力を総力レビュー! 燦々たるジュエリーウォッチから進化を遂げるラグジュアリースポーツウォッチまで、今年発表された新作から厳選してご紹介しました。
今回はその中から、伝説のモデルを新たなグリーンカラーが彩る、ヴァシュロン・コンスタンタンの時計『オーヴァーシーズ オートマティック』の魅力をお伝えします。
【ヴァシュロン・コンスタンタン】伝説のモデルを彩る新たなカラーはクールなグリーン
1977年に誕生したタイムピース『222』に着想を得たコレクションの最新作。
写真のモデルのほか、3種の新作モデルも同色の文字盤で彩られており、ペアウォッチとしても楽しめる。フランジ部分はベルベット仕上げを、文字盤部分にはサンバースト仕上げを施し、奥行きある趣を表現。
「ヴァシュロン・コンスタンタン」の『オーヴァーシーズ』は、旅と冒険というテーマのもと1996年に誕生したコレクションです。
ケース一体型ブレスレットにメゾンの象徴であるマルタ十字を象ったベゼルなどの由緒あるデザインコードを受け継ぎながら進化を遂げてきました。近年は自動巻きムーブメントを搭載した「女性のための機械式時計」としても高い人気を博し、35mm径のミドルサイズに注目が寄せられています。
そんななかで登場した最新作を彩るのは、スタイリッシュなグリーンカラー。優美に輝きを放つピンクゴールドとの組み合わせも実に新鮮。一点身につけるだけで手元に主役級の美しさをもたらします。ブレスレット&ストラップを簡単に交換できるインターチェンジャブル機構もうれしく、時計を「着替える」喜びも味わえる一本です。
※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、PG=ピンクゴールド、DIA=ダイヤモンドを表します。
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 関口真実
- EDIT&WRITING :
- 安部 毅、安村 徹(Precious)