わずか数cm四方の小さな時計の中に宿る、つくり手の情熱と物語は伝統と革新をつないできた時計づくりの軌跡であり「奇跡」そのもの。だからこそ、じっくりと時間をかけて育まれたクリエイションはこんなにも美しく、エモーショナルで、私たちの心を揺さぶるのです。

雑誌『Precious』9月号では、【「新作時計」が生む感動のスペクタクル】と題して、全27ブランド・32本の魅力を総力レビュー! 燦々たるジュエリーウォッチから進化を遂げるラグジュアリースポーツウォッチまで、今年発表された新作から厳選してご紹介しました。

今回はその中から、プラチナモデルにのみ使われる特別なアイスブルーが彩る、ロレックスの時計『パーペチュアル 1908』の魅力をお伝えします。

【ロレックス】クラシカルな意匠とアイスブルーカラーが洗練の表情を見せて

アイスブルーは、「ロレックス」のプラチナモデルにのみ使われる特別なカラー。今年は新コレクションの『パーペチュアル 1908』の新ダイヤルとして加わることに。

別名エンジン・ターンとも呼ばれる、アンティークジュエリーにも施される幾何学模様の金属加工を文字盤に用いることで、時計製造の歴史にオマージュを捧げている。

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時計『パーペチュアル 1908』¥4,370,300[予価、発売時期未定]●ケース:PT ●ケース径:39mm ●ストラップ:アリゲーター ●自動巻き(日本ロレックス)

2023年に登場するやいなや、瞬く間に「ロレックス」の新たなるマイルストーンといわれることになった『パーペチュアル 1908』コレクション。1931年に登場した初代『オイスター パーペチュアル』の系譜となるコレクションで、アラビア数字とバーを組み合わせたインデックスや円形を備える時針、剣形の分針といった個性的な意匠が魅力です。

注目が集まるクラシックウォッチの最新作として、最高峰モデルの証となるプラチナケースとアイスブルーダイヤルのコンビネーションで登場したのです。文字盤にはライスグレインと呼ばれる精緻なギョウシェ彫りが施され、クラシカルな印象を際立たせるだけでなく、光を受けるたびに豊かな輝きを湛えます。女性の腕にもふさわしい39mm径の薄型時計が手元をフレッシュに、そしてマニッシュに彩るでしょう。

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6時位置のスモールセコンドから始まる同心円状の模様が美しさを湛え、アプライドインデックスと共に見事な立体感を描く。

※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、PT=プラチナを表します。

問い合わせ先

日本ロレックス

TEL:0120-929-570

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PHOTO :
池田 敦(CASK)
STYLIST :
関口真実
EDIT&WRITING :
安部 毅、安村 徹(Precious)