ときめきをくれる【新作リップ】エディター・ライターの松本千登世さんが厳選

メイクで季節感を取り入れたいとき、まず何をしたらいいでしょうか。エディター・ライターの松本千登世さんは、「夏から秋へ、メイクのシフトチェンジをするなら、リップの色や質感を変えてみるのが簡単、かつ確実でおすすめです」と話します。その理由と、松本さんおすすめの新作リップを伺いました。

 

松本千登世さん

エディター・ライター、『BOOK212』代表

美容記事やインタビュー記事、エッセイ執筆、コピーライティングなどを中心に活躍。『顔は言葉でできている！』（講談社）など、多くの著書を執筆。“一生大切にしたくなる本”を創るために、出版社『BOOK212』を立ち上げ、絵本『ピンクのカラス』（BOOK212）を発表。
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存在感のあるリップで大人美を進化！

「肌や目元、口元…メイクで秋顔をつくるのには、さまざまなアプローチ方法がありますが、今年はまずリップから見直していただきたいと思います。今季のリップは、マットとサテンの絶妙なニュアンスを帯び、内側からしっとりとした艶が滲むような質感があるものが、数多く登場しています。このタイプのリップは唇に存在感をもたせてくれるので、軽めのリップをつけることが多かった夏の顔と差をつけやすく、一気に秋モードへシフトできると思います。

また、唇を印象的にすると、“肌のアラに目がいかない”というメリットもあります。これは私的に今年の新しい発見で、リップの存在感が“大人美”を進化させてくれると感じています。今回ご紹介する3本は、つけているとお褒めいただいたり、色番を聞かれたりすることが多かったもの。褒められると素直にうれしく、改めてリップはときめきをもたらしてくれるものだと感じています」（松本さん）。

美容エディター・松本千登世さんの褒められ新作リップ３選

「官能的な使用感、濃密な発色、自然な艶が見事に叶います」（松本さん）

トム フォード ビューティ リップ カラー 17 ￥8,250（9月６日発売）

「溶けるように唇の表面を滑り、何とも言えない心地よさ。一見、攻めのブラウン、でも実際につけると不思議と肌の色となじみ、デイリーに活躍」（松本さん）。

「ほのかなオレンジニュアンスが、印象をぐっと洗練させる」（松本さん）

シャネル トランテアン ル ルージュ 15 ￥25,300（9月13日店舗限定発売）

「安心感のある私たち世代のベーシックなリップカラーというべきローズウッド。ほのかにオレンジがかっていて、ささっと塗って指でなじませるとカジュアルに、リップブラシで丁寧に塗るとセンシュアルに。新しい表情を引き出してくれる一本です」（松本さん）。

「濃密な質感のオレンジブラウンが色気のある唇を演出してくれます」（松本さん）

NARS エクスプリシット リップスティック 803 ￥5,280

「鮮やかでピュアな発色もすばらしいですが、リッチなサテンのような濃密な質感にうっとり。BODY HEATという色名にふさわしく、じんわりと火照ったような、色気のあるオレンジブラウンのインテンスな1本です」（松本さん）

暑さでつい手抜きになっていたメイクも、リップひとつで気持ちまでシャンッとすることも。松本さんに倣って、唇から衣替えを始めませんか？

※掲載している商品の価格は、すべて税込です。商品は本人の私物です。