東京・日比谷にあるラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」。正面玄関を入ると、ザ・ペニンシュラ東京を象徴するかのような巨大なオブジェや、煌びやかなシャンデリアが目に入ります。

その左右に広がっているのが、国内外のゲストに親しまれているコンチネンタルダイニング「ザ・ロビー」。朝食からディナーまで、あらゆるシーンで優雅なひとときを過ごせるダイニングです。

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ザ・ペニンシュラ東京「ザ・ロビー」

ザ・ロビーでは、2024年9月30日(月)までの期間限定で、中秋の名月にちなみ、アフタヌーンティーと月を意味する”Moon“を掛けた「アフタムーンティー」が提供されています。

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「アフタムーンティー」平日 ¥9,000、土日祝 ¥10,000(いずれも税・サービス料込み)

ネーミングにちょっぴり洒落の効いた本メニュー。今回は提供中のアフタヌーンティーをPrecious.jpライターによるレポートでその魅力をお伝えします。

ザ・ペニンシュラ東京「アフタムーンティー」実食レポート

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「AFTER Moon TEA」と書かれたメニュー表

温かみのある光と、心地よい生演奏の中でいただくザ・ペニンシュラ東京の「アフタムーンティー」。テーブルにはお月見をイメージしてデザインされたメニュー表が。随所に描かれているうさぎのシルエットがとてもかわいらしく、世界観に惹き込まれます。

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「アフタムーンティー」にはカクテルもしくはモクテル1杯つき

初めに登場するのは、ウェルカムドリンク。「アフタムーンティー」には、カクテルもしくはノンアルコールのモクテルが1杯セットになっています。今回はアルコール入りのカクテルをセレクト。梨を使ったドリンクで、飲み口がとっても爽やかです。

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「アフタムーンティー」がお目見え

スイーツとセイボリーがのせられたアフタヌーンティースタンドがお目見え。鳥かごのような形の素敵なティースタンドに心が躍ります。

スイーツは7種類、セイボリーは6種類、スコーンは2種類。どれから食べようか迷ってしまいますね。

秋の味覚を使用したスイーツやセイボリー

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かわいらしい「“うさぎ” ホワイトチョコレートと林檎のタルト」

やはり一番目を惹いたのは、別プレートで登場したスイーツ「“うさぎ” ホワイトチョコレートと林檎のタルト」。ホワイトチョコレートとりんごで作られたタルトで、かわいすぎてフォークを入れるのも躊躇います。

ホワイトチョコレートのやさしい味わいと、ほのかなりんごの酸味の相性が抜群です。

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「柿のムース」

秋の味覚であるかぼちゃや栗、芋、きのこ、そして秋らしい果物などを使用した多彩なスイーツやセイボリーが揃う「アフタムーンティー」。味わいだけでなく、見た目にも秋を楽しめるのが、本アフタヌーンティーの魅力のひとつです。

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「メープルババロア」

たとえばスイーツのひとつ「メープルババロア」には、なんと紅葉が! 里山を彩るかのように添えられた小さな紅葉に、秋の風情を感じます。

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「栗と洋梨のオペラ」「“月見” 米粉のロールケーキ」「ポークリエット」

夜空に満月が浮かぶ様子を表した「“月見” 米粉のロールケーキ」といった、お月見らしいメニューもあります。「“うさぎ” ホワイトチョコレートと林檎のタルト」と並べて写真を撮ってもフォトジェニックに仕上がりそうです。SNS映えも◎。

黒胡麻の白玉団子をディップして楽しめるきな粉とオーツミルクの冷製スープも、お月見気分を盛り上げていて素敵でした。

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「ブランダードのシュー」「シェーブルチーズとマッシュルームのロースト」「フォアグラのテリーヌ」

月に見立てたオレンジ風味のお団子と竹炭パウダーをまぶしたフォアグラのトーストや、シェーブルチーズ(ヤギ乳のチーズ)とマッシュルームを合わせたロースト、ペースト状にしたタラを使った南フランス料理「ブランダード」をシュー生地でつつんだひと品など、シェフが趣向を凝らしたセイボリーも絶品です。

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「卵とタラバ蟹のオープンサンド」

真っ黒な竹炭を使用したパン生地に、卵とタラバ蟹を挟んだオープンサンドもユニーク。

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「ヘイフンテラス特製 月餅」

さらに、お月見をテーマにした「アフタムーンティー」らしく、ザ・ペニンシュラ東京の広東料理レストラン「ヘイフンテラス」が作る「ヘイフンテラス特製 月餅」もいただけます。

1986年にザ・ペニンシュラ香港の中国料理「スプリングムーン(嘉麟楼)」のシェフが考案した月餅のレシピ。しっとりとした生地にアヒルの塩漬け卵黄やカスタードパウダーなどを混ぜた餡が包まれた、毎年人気の逸品です。

2024年9月上旬時点で、すでに「ヘイフンテラス」ではテイクアウトの販売が完売しており、唯一「アフタムーンティー」のみで食べられるのだそう。

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2種のスコーン

スコーンは「南瓜のスコーン」と「プレーン スコーン」の2種類。クロテッドクリームといちごのジャムをつけていただきます。

紅茶はザ・ペニンシュラ東京のオリジナルティーをはじめとする、多彩な紅茶をフリーフローで楽しめます。ゆったりと時間が流れる空間で、まさに時を忘れてしまうかのような贅沢なひとときを過ごさせていただきました。


ザ・ロビーでの「アフタムーンティー」は、ランチタイムから少し遅いティータイムまで提供されています。ランチ代わりに楽しむもよし、優雅な午後のひとときを過ごすもよし。ご利用シーンをお好みで選べるのもうれしいポイントです。

少し涼しくなり、お出かけがしやすくなった9月。ザ・ペニンシュラ東京の「アフタムーンティー」で、お月見の時期ならではの風情を楽しんでみませんか?

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この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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EDIT :
小林麻美