夏に活躍したホワイトコーディネート。秋に取り入れるなら、色味やシルエットにこだわって“柔らかさ”を意識すると上品でクラシカルなムードを演出することができます。

■1:ソニア・ライソンは…クリーミーな白にブラウンを差して移ろう季節を表現

コンパクトな形のカーディガンを選ぶと、スカートのフレアが引き立って絵になります。
コンパクトな形のカーディガンを選ぶと、スカートのフレアが引き立って絵になります。

2024年8月22日、ベルリンでスナップされたインフルエンサーのソニア・ライソン。白で繋いだトップスとスカートは、いずれも真っ白ではなく、クリーミーなトーンを選ぶことで秋らしい温感を演出。くるみボタンやクルーネックのカーディガン、そしてギャザースカートという優しげなディテールが上品さを倍増してくれます。小物はブラウンで統一しつつ、色味に変化をつけることでリズミカルに。かごバッグがちょうどいい抜け感を醸してくれ、こなれ感満載に仕上がりました。

■2:ティナ・ハーゼは…異素材ミックスなら白一択でもこんなに表情豊か!

マーブルバングルやゴールドの大きめイヤリングなど、目を引く小物でメリハリ付け。
マーブルバングルやゴールドの大きめイヤリングなど、目を引く小物でメリハリ付け。

2024年8月上旬に開催された、コペンハーゲン ファッションウィークでスナップされたデジタルクリエイターのティナ・ハーゼ。そろそろ秋らしい着こなしにしたいけれど、まだ暑い… そんなときには、彼女のような長袖のシアートップスを取り入れてみてはいかがでしょうか。インに仕込んだ華奢ストラップのキャミソールが透けて、ほんのりモード感を漂わせることができます。そこにトレンドのバルーンスカートを合わせ、ワンカラーコーディネートに立体感をプラス。レザーのバッグやメッシュパンプスのように、異素材ミックスにこだわれば表情豊かに仕上げることに成功。

■3:ミルヤ・クラインは…ジャケットを投入してホワイトコーデを秋顔に

あえてジュエリーを省くとワンカラーコーデの潔さが引き立って、洗練の面持ちに。
あえてジュエリーを省くとワンカラーコーデの潔さが際立って、洗練の面持ちに。

2024年8月24日、ベルリンでスナップされたインフルエンサーのミルヤ・クライン。夏に活躍したTシャツとパンツのシンプルワンツーに、プラスアルファでジャケットを投入して季節感を更新。真っ白なTシャツとクリームホワイトのセットアップなら、ワンカラーでも奥行きが生まれて膨張しません。コーディネートを引き締めるのは、ブラウンの小物。黒ではなくブラウンを選べば、ソフトなカラーコントラストが生まれ、ホワイトコーデをしなやかに見せることができます。


秋ならではの「ホワイト」コーディネートを、インフルエンサーたちの最新スナップからご紹介しました。夏とは違った魅力を味わうことができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香