クロップド丈のシャツは、パンツのコーディネートを新鮮に仕上げるマストアイテムです。おしゃれスナップ常連者たちがどう着こなしていたか、参考にしましょう。

■1:カリン・テイグルは…×ドロストパンツなら旬のリラクシーな雰囲気が高まって

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足元は厚底のローファーでスタイルアップを発揮。

ファッションブランドを手がけるカリン・テイグルは2024年7月半ば、オーストリアで見かけられていました。ショート丈の白シャツにフラワープリントがデザインされたドロストパンツをコーディネート。一見パジャマのように見えるパンツですが、きちんと感のある白シャツの力でモードな装いにシフトできています。丈が短いことで、重たさもなくアクティブな印象に。ウエストの肌見せも日焼けしているため、よりヘルシーさがアップ。足元は黒できりっと引き締めつつ、ボリュームソールで脚が長く見える効果にもつながって大成功です。

■2:ジャクリーン・ゼルウィスは…ベージュからブラウンのグラデ配色で大人っぽいリッチ度アップ

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開いた胸元にボリュームタイプのネックレスをプラスして、フェミニンさを漂わせて大正解。

デジタルクリエイター、ジャクリーン・ゼルウィスがベルリンでスナップされたときの着こなしです。シャツをベージュ、パンツにブラウンを投入したグラデーション配色を楽しんでいました。シャツが薄め、ボトムを濃い色で取り入れているので、全身のバランスもとれています。ブラウンのグラデーションは秋らしさも盛り上がり、落ち着いたリッチさもアピールできます。シャツのデザインで注目したいのは、センターがいちばん短くなっているところ。まっすぐにカットされているより、両サイドが長く斜めのラインに仕上げられていることで、安心感も十分です。

■3:エリカ・ボルドリンは…メンズ配色でもシャツのデザイン力で女性らしさを強調

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トラッド風のコーディネートに合わせて、足元にはシンプルなローファーを投入。

自身のスキンケアブランドを手がける、インフルエンサー、エリカ・ボルドリン。パリでキャッチされた日は、ブルーのクロップドシャツにオリーブ系カーキのパンツを合わせていました。ゆったりと履けるタック入りのパンツは大抵シャツをインにして着こなすことがほとんどですが、それでは単なるベーシックになってしまうだけに。彼女が選んだような短め丈のシャツでモードさを強調すれば、自然と女性らしい表情に仕上がります。片側の肩にネイビーのニットを肩かけして、ネボケて見えないアレンジを加えているのもクリーンさが高まって見逃せません。


クロップド丈のシャツを愛用していた3人のファッショニスタをピックアップしました。普通の丈を着るよりもモードさが際立ち、軽快な着こなしが完成できます。きちんとさも十分演出できるので、ぜひ初秋のコーディネートの主役的存在として投入してみてはいかがでしょうか。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀