季節の変わり目や温度調節のマストな存在であるストールは、いつものシンプルスタイルに華やかさを加味し、コーディネートに映えをもたらします。おしゃれ賢者のスナップからテクニックを紹介します。
■1:サミー・ロビンソンは…デニムのシンプルな装いに縦長ストールで美ラインを強調
こちらはユーチューバー、サミー・ロビンソンが2024年5月半ばに、シドニーでキャッチされていたときの着こなしです。白いタンクトップにデニムという定番のデイリーカジュアルに大判のストールをON。白×ウォッシュがかかったインディゴという夏らしさ全開かつ軽装のコーディネートが、ストールで秋っぽくアップデートされています。首に巻いて垂らすだけというアレンジは、縦のラインを強調しすらっと見せてスタイルアップ効果にも。同時に気になる腰周りのカバーにもつながっています。コーラル系のピンクはフェミニンさとともにこなれ感を印象づけるのに最適なカラーで、おすすめです。
■2:タマラ・カリニャックは…ワンピースとお揃いの色&素材で華やぎのドレスアップを
パリでスナップされていたインフルエンサー、タマラ・カリニャック。ワンピースと、裾がリブ使いになったストールを同じニット素材のグリーンで揃えていました。ワンピースはボディラインにフィットし、両サイドに深くスリットが入っています。こんなグラマラスなデザインには肩を覆って、肌見せのバランスを調節するのがベストです。またワンピースだけだとコーディネート感がありませんが、ストールをプラスすると途端にそれが払拭でき、着こなしに立体感が加えられます。迫力ある大きめバックルのベルトで、メリハリをつけたアレンジもさすが。バッグや靴もゴールドで取り入れているので、統一感が出てスタイリッシュさ十分です。
■3:ヘレン・ウンズィンは…無地の着こなしにこなれたスパイスを加えるモノトーンプリント
化粧品会社の代表取締役として活躍するヘレン・ウンズィンは、ドイツ、ハンブルグで見かけられていました。首元がアシメトリーになったジャージー素材のワンピースにプリントストールを肩かけして颯爽と。個性派デザインでも無地で色も落ち着いたグレージュのワンピースのみだと、普段着っぽく見えがちに。ロゴのような文字が全面にプリントされたストールなら、センスのいいアクセントになります。モノトーンだから切れのよさもアピールできて大正解。肌寒くなったら、大きく広げて使えば華やかさも倍増します。防寒にも役立ち、いいこと尽くしなアイテムです。
季節の変わり目にストールをおしゃれに使いこなしていた3人のファッショニスタにクローズアップしました。華やかさはもちろん、防寒やスタイルをよく見せるのにも効果的なので、ぜひ使いこなしてみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀