ご紹介する3人のセレブたちは、スカートにロングブーツを合わせて辛口フェミニンスタイルをつくっていました。選んだブーツのデザイン、そしてスタイリングについて解説します。

■1:オリヴィア・パレルモは…まだ暑い… そんなときに効く秋っぽボトムコーデ術

Iラインが大人らしいミニスカートに、スリムなニーハイブーツを合わせてスタイルアップ。
Iラインが大人らしいミニスカートに、スリムなニーハイブーツを合わせてスタイルアップ。

2024年9月上旬、NYのザ プラザ ホテルで開催された、ファッションブランド「ラジャス」の発表会に訪れたソーシャライトのオリヴィア・パレルモ。9月下旬なのに残暑が厳しいときには、彼女のようにボトムだけ秋らしく更新すれば、端境期ならではのコーディネートが楽しめます。シンプルな白のTシャツに、カーキのミニスカートと黒レザーのニーハイブーツを合わせ、深まる季節を表現。ブーツのワークテイストなソールとスリムな筒のバランスが、モダンさを演出してくれます。仕上げに黒レザーのシャツを腰に巻いて、立体感とスパイスを足しました。

■2:エミリー・ラタコウスキーは…くしゅっとした白ロングブーツを覗かせスタイリッシュに

白黒コーディネートが単調にならないよう、異素材ミックスにしたり真っ赤なバッグを差し色としてプラス。
白黒コーディネートが単調にならないよう、異素材ミックスにしたり真っ赤なバッグを差し色としてプラス。

2024年9月上旬、ファッションブランド「プロエンザ・スクーラー」のショーに参加するために、NYのトライベッカに現れたエミリー・ラタコウスキー。彼女もオリヴィア・パレルモのように、秋らしいボトムコーデで季節感を更新していました。涼しげなノースリーブの黒トップスは、ハイネックのディテールで秋らしさを両立。スカートも黒で統一しながら、レザー素材で重厚感を足すことでメリハリを宿して。足元には、くしゅっとした形が印象的な白のロングブーツをオン。軽やかなカラーとボリュームのある形でスタイリッシュさを呼び込みました。

■3:ジジ・ハディッドは…潔い脚出しをスパイシーな型押しブーツで受け止め格好良く

ミニスカートとバッグをベージュで統一し、ブラウンコーデにしなやかさをトッピング。
ミニスカートとバッグをベージュで統一し、ブラウンコーデにしなやかさをトッピング。

2024年9月上旬、NYのマンハッタンでキャッチされたジジ・ハディッド。ブラウンを基調とした、秋らしいコーディネートを披露しました。白Tシャツとベージュのミニスカートという夏の着こなしに、ブラウンの襟付きカーディガンとロングブーツを合わせてぬくもりをプラス。すっきりと脚を露出したヘルシースタイルは、型押しのロングブーツを投入すれば格好良く都会的な印象にシフトされます。履き口がV字になったウエスタンのディテールで、美脚効果を獲得しました。


この秋、セレブたちがこぞって愛用している「ロングブーツ」の着こなしをお届けしました。すらっと美脚に見えてスタイルアップできたり、今っぽさを取り入れることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香