菓子パン、お惣菜、スイーツ系、バゲット…etc。さまざまな種類があるパンのなかでも、最もベーシックなカテゴリーに分類される食パン。日本では、パンの総消費量の約半分を占め、まさに食卓で最も愛されているパンともいえます。そして最近では某コンビニがオリジナルで付加価値を付けた食パンを販売して大ヒットしたり、「高級食パン」がちょっとしたブームになっています。

そんな最中、とりわけ話題を集めているのが、大阪発の高級食パン専門店「嵜本(さきもと)」です。

嵜本の高級食パン

ふかふかのパンに厳選バターのリッチな味わい。行列のできる大阪の高級食パン専門店「嵜本(さきもと)」とは?

2007年11月にオープンするやいなや、耳までふかふかもっちりの食感がブレイクし、連日大盛況の高級食パン専門店「嵜本(さきもと)」。同店は、スイーツ好きに大人気の「焼きたてチーズタルト専門店PABLO」のチーズタルトを一躍有名にした敏腕オーナーが2年の歳月を費やして手掛けた専門店です。

チーズケーキの後に食パンを選んだ理由、それはオーナーである嵜本氏のお子さんに軽度の食物アレルギー反応が出たからなのだそう。「アレルギーを持っている人でも食べられるように、安心安全な材料を使用して、さらにおいしいパンをつくりたい」と感じたことがきっかけで、プロジェクトはスタート。

ミルクバターを使った食パン。ふっかふかの食感に驚くはず!

こだわりぬいた「高級食パン」誕生までの道のり

完成するまで2年ほどの月日を費やして生まれた「高級食パン」。現在、商品は2種類の食パンのみですが、この2品が販売するまではさまざまな面で苦労されたそうです。

たとえばオーナーが求める「もっちり感」や「歯切れのよさ」。そして口にしたときの「のどごしのよさ」。さらにひと口噛んだ後の「口溶けのよさ」。これらをすべて兼ね備えた食パンが完成するのに、何度も試作を繰り返しました。

苦労の末、できあがった食パンは生地とミミの部分の境目がわからないくらいふんわりとやわらかく、しっとりとしています。芳醇なバターの香り、ほんのりと感じる小麦本来の優しい甘味。ふわふわのリッチな味わいを体験するためにも、何もつけずに生食で食べるのがポイントだそう。

淡路島牛乳や北海道産生クリームを贅沢に使用。材料へのこだわりは?

こだわりの材料を贅沢に使用

材料を選ぶ際には、小麦粉との相性や、素材同士が互いに引き立て合う組み合わせになるようにしているのだとか。安全な食材を使うため材料の原産国は日本がほとんどで、おいしさに定評のある「淡路島牛乳」や「北海道産生クリーム」などを贅沢に使用しているそうです。

最高級の素材を集結させた、いまだ類を見ない極上の食パン

一度は食べたい「極美 ナチュラル 食パン」と「極生 ミルクバター 食パン」

「極美 ナチュラル 食パン」¥900、「極生 ミルクバター 食パン」¥950

いま現在、「嵜本」で販売されている食パンは2種類あります。卵と乳製品を使わずに、北米産小麦だけを使用し、湯種製法でつくられている「極美 ナチュラル 食パン」。そしてもうひとつは極上な素材が集結した「極生 ミルクバター 食パン」です。

ミルクバターという名の通り、淡路島牛乳と北海道産生クリームをふんだんに使い、さらに厳選したバターや蜂蜜でコクと甘味を引き出しています。小麦は北米産と北海道産をブレンドすることでより芳醇な味わいに。低温長時間発酵させ、中種製法と湯種製法を用いたからこそのリッチな味わいは、1度食べたらクセになります。

そして「嵜本」ならではの、最大の特徴が「生でもおいしいこと」

通常、食パンはオーブントースターでふっくら焼いてバターをのせて…という食べ方がスタンダードですが、「嵜本」の食パンは湯種製法+低温長時間発酵という手の込んだ工程を採用しているので、生でもリッチな味わいが完成しています。さらに、使用しているオーブンはオーダーメイド。どちらも職人の熟練した技術が必要なのだとか。

最高においしい! 店舗での焼き上がり時間をチェック

パンの焼き上がり時間は11:00、13:00、15:00の計3回
パンのパッケージもおしゃれ
スタイリッシュでモダンな内装も人気の理由

冷めてもおいしいけれど、できることならパンの焼き上がったタイミング(11:00、13:00、15:00)に合わせて来店するのがおすすめです。鼻孔をすりぬけるバターの匂いはまさに至福そのもの!

そして店を訪れた際には、同店の向かいにあるカフェスタイルの高級ジャム専門店「&jam(アンドジャム)」にも足を運んでみてください。

その季節ごとの旬を取り入れた甘さ控えめのジャム ¥1,000~

こちらは「嵜本」の兄弟店で、まるで宝石のように輝くジャムを販売しています。パンに合うジャムが16種類もだなんて、絶対に見逃せませんね!

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2018.4.8 更新
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WRITING :
児玉志穂