時短でコーディネートが出来上がるセットアップ。インナーを変えれば、あらゆる表情を引き出すことができます。今回は秋らしさが漂う、ハイネックのトップスを忍ばせた実例をピックアップしました。

■1:メアリー・リーストは…きゅっと立ち上がったハイネックブラウスで清楚にまとめて

首元に立体感のある着こなしなので、ヘアはすっきりまとめると好バランスです。
首元に立体感のある着こなしなので、ヘアはすっきりまとめると好バランスです。

2024年9月10日、NYファッションウィークでキャッチされたモデルのメアリー・リースト。ウール素材が秋らしいスキッパートップスとスリットスカートのセットアップは、グレーを選んでスタイリッシュさを演出。首元にややゆとりのある白のハイネックブラウスを忍ばせれば、クリーンさが底上げされて好印象です。ブラウスの裾はあえてインせず、裾、袖元からも白を覗かせて立体感をアップ。引き締め役のレザー小物たちは、黒とブラウンを選んで小気味よく仕上げました。

■2:オデッサ・ヤングは…フリルのハイネックブラウスでデニムセットアップをクラシカルに味付け

きちんとした形のアイテムでまとめていますが、デニム素材をメインにすれば気張らない印象に。
きちんとした形のアイテムでまとめていますが、デニム素材をメインにすれば気張らない印象に。

2024年9月17日、トライベッカ映画祭のランチョンに向かう、俳優のオデッサ・ヤング。ジャケットとミニスカートのフェミニンなセットアップは、デニム素材ならではの抜け感が好作用してこなれた印象に。首元、袖元からインナーの白フリルハイネックブラウスを覗かせ、クラシカルな味付けをすれば秋らしく導くことに成功します。足元には黒のスリングバックパンプスを迎え、爽やかな配色をきりっとシャープに見せました。

■3:ローレン・サント・ドミンゴは…ハイネック×スカーフで白コーデに奥行きをつける

秋色小物を散らせば、秋に映えるホワイトコーデが完成。
秋色小物を散らせば、秋に映えるホワイトコーデが完成。

ラグジュアリー通販サイト「MODA OPERANDI」を手掛けるローレン・サント・ドミンゴを、NYファッションウィーク開催中にキャッチ。白を基調としたクリーンな着こなしは、ハイネックトップスとスカーフの合わせ技で首元を覆い、秋に相応しい温感をプラスしながら奥行きをメイク。クリームホワイト×サテンのスカーフだからこそ、キレの良い白の上下をまろやかに見せることができます。ビターブラウンのバッグと黒のオックスフォードシューズで引き締め、メリハリを宿せばパーフェクト。


「ハイネックトップス×セットアップ」の着こなしをご紹介しました。首元を覆って立体感を授ければ、いつものセットアップも見違えるはず。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香