「ヴァン クリーフ&アーペル」というハイジュエラーを代表する“アルハンブラ”。幸運のシンボルである四つ葉のクローバーをモチーフにした不朽のアイコンから、ギョウシェ彫りを施したイエローゴールドとブルーアゲートが鮮やかなコントラストを描く新たなジュエリーウォッチが誕生しました!

ギョウシェ彫りの輝きが、ブルーアゲートの色彩を際立たせて

これまでもカーネリアンやマザー・オブ・パール、ダイヤモンドなど、ストーンの色彩と個性によって異なるエレガンスを宿すジュエリーウォッチを展開してきた“スウィート アルハンブラ ウォッチ”。至高のハッピーオーラ漂うアイコンが、この秋、透明感がある鮮やかなブルーアゲートをまとって、新たな魅力を開花させました。

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モチーフの外周を繊細に縁どるゴールドビーズが、ギョウシェ彫りから放たれる強い光やブルーアゲートの色彩をより際立たせて。

ブルーアゲートとは、青瑪瑙(あおめのう)の英語名で、「ヴァン クリーフ&アーペル」では1989年に“アルハンブラ コレクション”で初めて登場しました。カルセドニーの一種であるブルーアゲート。天然の鉱物ながら、「均一な質感」、「鮮やかな色味」、「表面の光沢」を追求するメゾンの極めて厳格な基準を完璧に満たすものだけを厳選。非常に微細な結晶構造のため、研磨の各工程からセットまでの繊細な作業は、メゾンが誇るクラフツマンシップの賜物!

また、ブルーアゲートと共にこのジュエリーウォッチにおいてW主演を果たしているのが、モチーフに施されたギョウシェ彫りです。ギョウシェ彫りとは、金属の表面に曲線や直線を刻んでさまざまな装飾模様を施す彫金技術で、「ヴァン クリーフ&アーペル」では1910年代より、メゾンのオブジェやウォッチ、そしてジュエリーに使われてきました。

 “アルハンブラ”コレクションで初登場したのは、2018年。コレクション誕生50周年を記念し、イエローゴールドの“ヴィンテージ アルハンブラ”ネックレス、ブレスレット、イヤリングに初めて採用。そしてそれと共に“スウィート アルハンブラ ウォッチ”のファーストモデルが発表されました。

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ギョウシェ彫りの輝きによって彩られてきた“アルハンブラ”コレクションのジュエリーたち。左/「ヴィンテージ アルハンブラ ブレスレット 5モチーフ」¥935,000・右「ヴィンテージ アルハンブラ リバーシブル リング」各¥885,000

以来、この幸運のシンボルに欠かせない伝統技法のひとつとなり、ウォッチやジュエリーに上品な輝きを添えています。

ブルーアゲートの色彩が叶える、クール&スウィートの絶妙バランス

これまで、カーネリアンのレッド、オニキスのブラック、マザー・オブ・パールのホワイトなど、“アルハンブラ”コレクションに用いられてきたこれまでの色彩とはまったく異なる表情を宿すブルーアゲート。神秘的で高貴な雰囲気を湛える色彩が、“アルハンブラ”の持ち味である甘美さにひと匙のクール感を添え、別格の存在感を放ちます。

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「スウィート アルハンブラ ウォッチ」¥2,824,800 ●ケース:イエローゴールド ●ケースサイズ:縦22.7×横22.7mm ●ブレスレット:イエローゴールド×ブルーアゲート ●ムーブメント:クオーツ

イエローゴールド&ブルーアゲートのリバーシブル リングも登場!

ウォッチと共に、ペンダント、イヤリング、そしてリバーシブル リング、3つのジュエリーも誕生しました。

なかでも注目したいのがリバーシブル リングです。2023年に発表されたローズゴールド&カーネリアンのリング同様、モチーフをくるりと回転させると、ギョウシェ彫りを施したイエローゴールドと、ブルーアゲートをあしらった面のふたつの表情が楽しめます。

「ヴィンテージ アルハンブラ リバーシブル リング」各¥902,000[イエローゴールド×ブルーアゲート×ダイヤモンド]
独自のメカニズムにより、モチーフの回転は極めてなめらか。「ヴィンテージ アルハンブラ リバーシブル リング」各¥902,000【イエローゴールド×ブルーアゲート×ダイヤモンド】

「幸運になりたければ、幸運を信じなさい」 ── メゾンの創業者、エステル・アーペルの甥であるジャック・アーペルの言葉です。ジュエリーが幸運をもたらすお守りになると信じていたジャック・アーペルは、パリ近郊にあるジェルミニー・レヴックの自邸の庭で四つ葉のクローバーを摘んでは、常に希望を持ち続けようと謳う英詩「Don't Quit」と共に同僚に贈ったと言われています。

“アルハンブラ”がここまで広く、強く、世代を超えて愛されているのは、ただ単にかわいいから、美しいからだけではなく。幸福を願い信じるポジティブなパワーを授けてくれるからかもしれません。


※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク

TEL:0120-10-1906

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この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿