世界のロイヤルファミリーのなかでも“おしゃれ上級者”といえばスペインの「レティシア王妃」。プチプラブランドもセンスよく取り入れ、程よく旬を感じさせるスタイルに。人気が継続しているトレンドカラーの「赤」も、王妃らしく甘過ぎない大人の着こなしを披露しています。ジャーナリスト出身の知的な美貌とセンスで世界じゅうの注目を集める52歳が披露した、最新「赤」コーデをスナップで紐解いていきましょう。
■1:「赤×ベージュ」の王道配色はフローラルなバッグでアクセントをオン

2024年9月26日、イタリア・ミラノで開催された「世界がん研究デー」のイベントに出席。「フェラガモ」のミディ丈ワンピースを主役にした着こなしです。パンプスとトレンチコートは馴染み色のベージュを選んで落ち着いたカラーリングに。ワンピースの赤がレンガ色を帯びているのでウォームな相性抜群の色合わせです。バッグは「フルラ」の、フローラルプリントのトップハンドルバッグを効かせて華やかに。バッグのベーストーンがベージュなので、スタイルから浮くことなく洒落感を高めています。
■2:「赤×デニム」のこなれコーデはシューズで色を効かせてさりげなく華やかに

2024年9月19日、スペイン・マドリードの国立ソフィア王妃芸術センターで開催された「Retina Eco」賞にて。「キャロリーナ・ヘレラ」のミディ丈ワンピースは太めのベルトやボリュームあるAラインのスカートが特徴。クラシックなスタイルながら、デニム素材なので軽やかでこなれた雰囲気です。パンプスは赤をチョイス。締め色として切れ味を効かせながら、差し色として華やぎ感を演出しています。
■3:「赤×レザー」エッジーなパンツは白ブラウスで優美さをプラス

2024年4月4日、スペイン・マドリッドのエル・パルド宮殿で開催された国民スポーツ賞へ。「ヒューゴ ボス」のバーガンディに近いスモーキーな赤のハイウエストのレザーパンツを、「キャロリーナ・ヘレラ」のボウタイブラウスでエレガントに着こなしています。ブラウスの裾はタックインしてスッキリとした印象に。パンツはクロップド丈なので同じ色のキトゥンヒールのパンプスが際立ちます。メリハリの効いた潔い配色でフェミニンな赤を辛口に導いて。
スペイン「レティシア王妃」の視線を奪う華やかさと大人に相応しいクールさを両立した「赤」の装いをご覧いただきました。王妃の着こなしを参考に、ぜひ今こそトレンドカラーの魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子