キャッチーなカラーを取り入れるとき、奇抜になるのは避けたい… そこで参考にしたいのが、ニナ・サンドベックの着こなしです。鮮やかなカラーをメインに使っても、エレガンスをキープしていた理由を紐解きます。
■1:まずはカラーと無彩色を1:1で。メリハリバランスが絶妙な赤コーデ
2024年9月29日のパリ ファッションウィークでは、この秋冬もトレンドの「赤」を取り入れた着こなしを披露しました。はっと視線を奪う鮮やかな赤のボリュームスリーブブラウスで、華やかさを演出しながら意志ある佇まいへ。ボトムは明確なコントラストがつきすぎない、チャコールグレーのパンツを選んで赤の強さを適度に中和。さらにスリットが入っているおかげで抜け感も生まれています。足元でも赤をリピートすると、視線が分散されてバランスの良い仕上がりに。
■2:フレッシュなグリーンコーデはスパイシーなスカートでモードに誘導
2024年9月29日、お色直しをして再びパリ ファッションウィーク開催中のストリートに登場。生き生きとした「グリーン」が効く、ポジティブなワンカラーコーディネートです。フレッシュなライトグリーンのスウェットプルオーバーに、パイソン柄レザースカートを合わせてモダンさを上乗せ。くすんだグリーンとアニマル柄のおかげで、グリーンコーデが秋らしく仕上がっています。Iラインスカートとサテン素材のポインテッドトゥパンプスで、すっきりエレガントに見せて。
■3:ピンク×赤のカラーブロックコーデはボトムの彩度を抑えてメリハリをアップ
もうひとつ、2024年9月29日の着こなしをピックアップ。「ピンク」と「赤」を掛け合わせた高揚感たっぷりのカラーブロックコーディネートでした。ソフトな色味のピンクブラウスは、サテン素材とボリュームスリーブで華やかさを上乗せ。メリハリがつくよう、ボトムはタイトなIラインスカートをセレクト。赤の中でも彩度の低いバーガンディを選べば、引き締め効果とシックなムードを両立することができます。ふたつ目のコーディネートと同じライムグリーンのバッグとパンプスを投入し、プレイフルにまとめて。
この秋参考にしたい、ニナ・サンドベックの最新「カラー」コーディネートを3選お届けしました。エレガンスを両立し、大人ならではの華やかな着こなしを楽しんで。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香