これまで防寒小物として活用していた「レザーグローブ」を、秋コーディネートの起爆剤として取り入れてみてはいかがでしょうか。グローブの存在感をアピールすれば、手元の所作が美しく映え、コーディネートの完成度もアップさせることができますよ。

■1:キャロライン・ブリーランドは…まずはブラックコーデで取り入れると馴染ませやすい

黒コーデに映える、真っ赤なルージュを差し色に。
黒コーデに映える、真っ赤なルージュを差し色に。

2024年9月19日、ミラノ ファッションウィークでスナップされた歌手、モデルのキャロライン・ブリーランド。レザーグローブに初めてチャレンジする、そんなときには彼女の着こなしが参考になります。ノーカラージャケットとパンツのブラックコーデに、同色のレザーバッグとパンプスを合わせシックに誘導。さらに黒レザーグローブを加えれば、肌見せ面積が抑えられてストイックで辛口な仕上がりに。

■2:フスン・リンドナーは…秋のニットコーデにレザーグローブを足して新鮮さを獲得

柔らかなモヘアニットと辛口レザーグローブのバランスが絶妙。
柔らかなモヘアニットと辛口レザーグローブのバランスが絶妙。

2024年9月20日、ミュンヘンでスナップされたデジタルクリエイターのフスン・リンドナー。トレンドのバーガンディで繋いだ上下は、ゆったりとしたニットプルオーバーとタイトなスカートでメリハリラインを出現させて。定番のニットトップスも、黒のレザーグローブとベルトを加えてドレッシーに味付けすれば、新鮮さを味わうことができます。

■3:レオニー・ハンネは…スリムな黒タートルニットにレザーグローブを重ねてモード感満載に

黒×グレーのコーディネートにマッチするよう、メイクはカラーレスで勝負。
黒×グレーのコーディネートにマッチするよう、メイクはカラーレスで勝負。

2024年9月19日、インフルエンサーのレオニー・ハンネをミラノ ファッションウィークにてキャッチ。これからのシーズン、あらゆるコーディネートの軸になってくれる汎用性の高い黒タートルニットに、黒レザーグローブを重ねてモードなキレの良さをプラス。黒と馴染みの良いチャコールグレーのスカート、シアーな靴下とエナメルパンプスの黒小物でリズミカルにまとめました。

■4:アンナ・ウェインは…ビターなブラウンのレザーグローブなら優雅にまとまる

グローブに太めのゴールドバングルをプラスし、ダークカラーコーデに華やかさを添えて。
グローブに太めのゴールドバングルをプラスし、ダークカラーコーデに華やかさを添えて。

2024年9月24日、パリ ファッションウィークを訪れたブロガーのアンナ・ウェイン。優雅さをアピールするなら、黒ではなくブラウンのレザーグローブをリコメンド。深みのあるビターなブラウングローブをジャケットの上に重ね、クラシックなジャケパンスタイルをモードに刷新。ダークブラウンのジャケットとグレイッシュなダークグリーンパンツを選び、調和の取れた着こなしへ。

■5:シャーロット・グレネヴェルドは…クラシカルなトレンチコートに辛口小物をトッピング

ハリのある素材のコートにレザー小物を掛け合わせ、ダークカラーコーデに奥行きを授けました。
ハリのある素材のコートにレザー小物を掛け合わせ、ダークカラーコーデに奥行きを授けました。

2024年9月28日、パリ ファッションウィーク開催中のストリートにて、ブロガーのシャーロット・グレネヴェルドをスナップ。秋らしいクラシカルなトレンチコートは、チャコールグレーを選びつつ、襟を立ち上げることでハンサムに。スタッズ付きの黒ベルトやブラウンのレザーグローブ、ワークブーツの辛口小物を足せば、スタイリッシュなオーラを放つことに成功。


この秋、海外インフルエンサーたちが夢中になっている「レザーグローブ」を使ったコーディネートをお届けしました。いつものコーディネートにプラスするだけでたちまちモードに仕上がるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香