「ブルガリ」を象徴する永遠のアイコン“セルペンティ”。1948年の誕生以来、メゾンのクリエイションに無限の可能性を与え続け、実に多彩なジュエリーウォッチを展開してきました。そんな伝説的アイコンが、誕生75周年を迎えた2023年に発表したのが、ゴールドのビーズがブレスレットを彩る“セルペンティ ミステリオーシ パリーニ”。そして2024年、新たな意匠をまとって、3作のニューモデルが“セルペンティ パリーニ”としてお目見えしました!

ゴールドビーズとダイヤモンドがセンシュアルに輝く、麗しきアイコン

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「永遠の再生」、あるいは「誘惑と知性」の象徴とされてきた、ヘビのしなやかで官能的なフォルムをエレガントに表現した“セルペンティ パリーニ”。

イタリア語で「小さな丸いビーズ」を意味する「パリーニ」がコレクション名に冠されているとおり、まず目を奪われるのは、幾多のゴールドビーズやダイヤモンドが優美に連なるダブルツアーブレスレット。それはメゾンが誇るヘリテージへのオマージュです。

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ゴールドビーズとダイヤモンドの輝きに、セルペンティ ヘッドにあしらわれたエメラルドの瞳がドラマティックに映えて。

インスピレーションの源は、1955年に制作されたの最初の“パリーニ”。イエローゴールド製の5ツアーブレスレットを特徴とするオリジナルモデルを再解釈し、モダンでよりラグジュアリーなハイジュエリーウォッチへ。まるで神話のなかのヘビのように、美の再生を果たしたのです!

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ブルガリ ウォッチ プロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクターのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニ氏によるスケッチ。

超小型手巻きムーブメントが、エレガンスと芸術性をさらに高めて

“セルペンティ パリーニ”というタイムピースを、さらに非凡なものにしてるのが、搭載されている超小型手巻きムーブメントです。

"ピコリッシモ”と名づけられたこのムーブメントは、スイスのル・サンティエにある「ブルガリ」のマニュファクチュールで開発、製造。世界最小ムーブメントのひとつに数えられ、現在のマーケットでの丸型機械式ムーブメントのなかでは最小のものです。

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2022年に発表された“ピコリッシモ”は、イタリア語で「極小」の意。直径12.3mm、厚さ2.5mmという小ささは、「ブルガリ」の時計製造技術の高さを物語る。

この作品では、“ピコリッシモ”を用いて“セルペンティ パリーニ”のラインを再構築。蛇の頭の部分と尾の部分をわずかにサイズを変更し、完璧なバランスを実現したのです。

◾️1:ビーズの輝きを際立たせるイエローゴールドの色彩美

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「セルペンティ パリーニ」価格要問い合わせ ●ケース:ホワイトゴールド×イエローゴールド×ダイヤモンド×エメラルド ●ケース径:40mm ●ブレスレット:イエローゴールド×ホワイトゴールド ●ムーブメント:手巻き

◾️2:ダイヤモンドとホワイトゴールドが織りなす至高の煌めき

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「セルペンティ パリーニ」価格要問い合わせ ●ケース:ホワイトゴールド×ダイヤモンド×エメラルド ●ケース径:40mm ●ブレスレット:ホワイトゴールド×ダイヤモンド ●ムーブメント:手巻き

◾️3:ゴールドビーズ&ダイヤモンドのリズミカルな輝きが芸術性を高めて

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「セルペンティ パリーニ」価格要問い合わせ ●ケース:ピンクゴールド×ホワイトゴールド×ダイヤモンド×エメラルド ●ケース径:40mm ●ブレスレット:ピンクゴールド×ホワイトゴールド×ダイヤモンド ●ムーブメント:手巻き

ムーブメントを宿したケースは、スネーク ヘッドから簡単に取り外しができ、半回転させて装着することも可能。それにより、ダイヤモンドがセットされたベゼルや文字盤の方向も変えられるので、左右いずれの腕にもつけることができます。


制作には、実に500時間以上を要するという“セルペンティ パリーニ”。「ハイジュエリー」と「ハイエンドウォッチ」の邂逅によるこの奇跡のタイムピースは、美しく気高く時を刻んでいきます。

問い合わせ先

ブルガリ・ジャパン

TEL:0120-030-142

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この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿