「三千家」ってなんと読む?「さんぜんや」ではないですよ!
明日、10月19日は『住育の日』です。日付は1019(住育=じゅういく)の語呂合わせで、「住育」とは「住宅についての教育」のこと。住宅の健康と、そこに住む人の健康を守るために、業種を超えた専門家が集まり、研究活動などを行っているNPO法人日本健康住宅協会が制定しました。現代は、住宅建設の技術もいろいろと進化していますので、記念日をきっかけに、ご自身やご家族の理想の住まい方を叶えるための情報を勉強してみるとよいかもしれません。本日は「家」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「三千家」ってなんと読む?
「三千家」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「茶道の千家流の3つの家」を包括的に言う言葉です。
<使用例>
「三千家は、すべて千利休の子孫が起こした家よね?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 三千家(さんせんけ) です。
「三千家(さんせんけ)」は、表千家・裏千家・武者小路千家の3流派の千家を包括した言い方です。すべて、千利休の孫である江戸時代初期の茶人・千宗旦(せんのそうたん)の息子たちが、それぞれ起こした家で、現代まで、茶道の家本(いえもと)としてそれぞれ続いております。大人の知識として「三千家(さんせんけ)」という言葉、押さえておきましょう。
さて、2問目にまいります。
【問題2】「艶福家」ってなんと読む?
「艶福家」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「女性にモテる男性」をいう言葉です。
<使用例>
「祖父は若いころは容姿端麗で、なかなかの艶福家だったらしいの」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 艶福家(えんぷくか) です。
現代の俗語では「モテ男」になるでしょうか? フォーマルに表現したいときは「艶福家(えんぷくか)」と言い代えましょう。
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本日は、10月19日『住育の日』をご紹介しながら、「家」という字の入った日本語から、
・三千家(さんせんけ)
・艶福家(えんぷくか)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱