コーディネートにぬくもりと優雅さを授けてくれるニットスカーフ。物足りなさを感じたときには着こなしのアクセントになってくれます。ご紹介する3人のお洒落賢者が選んだニットスカーフと、スタイリング方法を解説。
■1:ペルニーレ・タイスベックは…ニットスカーフでカジュアルスタイルを程よくドレッシーに

2024年9月26日、パリ ファッションウィークにてスタイリスト、クリエイティブコンサルタントのペルニーレ・タイスベックをキャッチ。ネイビーのケーブルニットトップスに、ブルーのワイドデニムパンツを合わせたクリーンなブルーコーディネートです。トップスと同じカラーのスカーフを投入すれば、ドレッシーさが加わってカジュアルをクラスアップすることに成功。さらにニット素材のスカーフなら、適度な重みで落ち感が生まれ、Iラインを強調することができスタイルアップにも。
■2:ソニア・ライソンは…ビッグサイズのニットをスカーフのようにアレンジ

ベルリンでスナップされた、インフルエンサーのソニア・ライソン。この秋冬のトレンドカラーである、グレーとバーガンディを組み合わせた旬の着こなしを披露しました。重厚感のあるエコレザーのボンバージャケットに、しなやかに揺れるプリーツスカートを合わせて軽重を表現し、同じカラーの中に立体感を宿して。そこに、ライトグレーのニットプルオーバーをスカーフのように重ねてメリハリをアップ。ニットトップスなら、正方形や長方形のスカーフに比べると動きが出て、コーディネートが小気味よく仕上がります。
■3:ロザナ・ライは…上下にカラーを配置してポジティブオーラ漂う秋ルックをつくる

2024年9月15日、ロンドンファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、ファッションエディターのロザナ・ライ。淡いピンク地にブルーのグラフチェックが施された遊び心感じるスカートは、すっきりとしたIラインを選んで大人らしさを両立。スカートと色味を変えたウォーミーな大判ピンクスカーフを投入し、ポジティブオーラを放って。さっとラフに巻くと躍動感が生まれて絵になります。ビターブラウンのジャケットとメタリックシルバーのポインテッドトゥパンプスで辛口要素をミックスすると大人顔。
親しみやすい素材でコーディネートに取り入れやすい「ニットスカーフ」の着こなしをご紹介しました。エレガントになりすぎず、けれどしっかり華やかさを演出してくれる… そんなスカーフで秋コーディネートをアップデートしましょう。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香