かつて平安貴族が別邸を構え、四季を愛で、雅な遊びに興じた京都・嵐山。そんな奥嵐山の嵐峡に全室リバービューの旅館「星のや京都」は存在します。

渡月橋から船に乗り大堰川を遡った先にあり、まさに秘境のような場所に建つ水辺の旅館では、四季折々の美しい景観や和の趣を感じ、日常から解き放たれるかのような、心癒やされる滞在を満喫することができます。

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まさに秘境のような場所に建つ「星のや京都」

そんな星のや京都では、紅葉の美しい季節に合わせて、より秋の風情を楽しめる体験アクティビティが提供されます。

本記事では、屋形舟でもみじ鍋をいただく「秋麗の朝餉舟」、紅葉の特等席でお食事を堪能する「奥嵐山の錦秋滞在」、雅な舞と雅楽を楽しむ「星のや紅葉賀」の3種類のアクティビティをご紹介します。

深まる秋を楽しむ!「星のや京都」秋の体験アクティビティ3選

■1:屋形舟を貸し切って楽しめる「秋麗の朝餉舟」

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「秋麗の朝餉舟」1名 ¥82,000、2名 ¥97,000

2024年11月20日(水)~12月5日(木)の期間、宿泊者限定で楽しめる「秋麗の朝餉舟(しゅうれいのあさげぶね)」。朝日に輝く紅葉の景色の中で、屋形舟に乗り、もみじ鍋を楽しめる体験アクティビティです。

大堰川の両岸には小倉山と嵐山がそびえ、赤や黄色に鮮やかに色づく渓谷の紅葉が楽しめます。山間の川は静寂に包まれており、喧騒から離れた贅沢なひとときを過ごせます。

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「秋麗の朝餉舟」でいただくもみじ鍋

「秋麗の朝餉舟」限定で登場するもみじ鍋。平安貴族が舌鼓を打った鹿肉を白味噌と卵黄を合わせた特製の付けだれで楽しむお料理です。

香り高い旬の松茸や、秋らしさ溢れる食材を楽しめるお食事メニューとなっており、蕪卸し・小豆・銀杏・むかごといった秋の萩の花を連想させる薬味にも注目です。

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星のや京都専用の雅な屋形舟「翡翠」

アクティビティは、星のや京都専用の雅な屋形舟「翡翠」を貸し切って行われます。1日1組(1~2名)限定でのプランなのも特別感のあるポイントです。舟内には京町屋の犬矢来をイメージした竹の背もたれや、草木花で染め上げた柔らかな風合いのクッションを設え、より和の雰囲気を楽しめること間違いなし。

「秋麗の朝餉舟」は、公式サイトより7日前までの受付が必要です。

■2:秋を1日中愛でる滞在プログラム「奥嵐山の錦秋滞在」

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「奥嵐山の錦秋滞在」1名 ¥50,600、2名 ¥88,000

2024年11月10日(日)〜12月10日(火)の期間、宿泊者を対象に提供される滞在プログラム「奥嵐山の錦秋(きんしゅう)滞在」。紅葉の特等席で、秋の風情を1日中愛でる滞在プログラムです。

注目は、星のや京都の「奥の庭」にある、樹齢400年の真っ赤なオオモミジ。秋色に染まる景色のもとに設えられたテーブルで、夕食「錦秋膳」をいただけます。

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「錦秋膳」八寸

旬を迎える渡り蟹に土佐酢を合わせた華やかな先付から始まる「錦秋膳」は、旬の味覚を盛り込み秋の吹き寄せを設えた八寸など、目でも舌でも秋を感じられる風情溢れるメニューが揃います。

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奥の庭に設えられたお茶席

お食事の最後には、奥の庭に設えられたお茶席に移動し、ライトアップされた紅葉や枯山水の庭を眺めながら、京菓子と抹茶をいただけます。

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星のや京都「空中茶室」

早朝には「紅葉野遊山」と題し、星のや京都の対岸に位置する⻲山公園の展望台から、美しい京都の朝を堪能します。秋の朝焼けと霞がかった奥嵐山の幻想的な景色に、心奪われる体験です。

さらに本プランでは、大堰川にせり出すように作られた「空中茶室」にて、朝食「錦秋朝食」をいただきます。メインは秋に旬を迎えるキノコと甘鯛を中心としたお鍋。色鮮やかな食材を使い、奥嵐山の錦秋を表現した目にも美しいひと皿です。

錦秋膳から野遊山、錦秋朝食までついた「奥嵐山の錦秋滞在」。1日1組2名限定のプランで、公式サイトにて14日前までの受付が必要です。

■3:雅な舞と雅楽を堪能する「星のや紅葉賀」

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「星のや紅葉賀」参加費無料

最後は、2024年11月29日(金)、30日(土)、12月1日(日)の3日間限定で開催される無料イベント、「星のや紅葉賀(もみじのが)」のご紹介です。

奥の庭に立つ樹齢400年のオオモミジの下で、平安貴族の世界観の追体験ができる本アクティビティ。源氏物語「紅葉賀」内で光源氏が舞ったとされる「青海波」という舞を鑑賞できます。

装束はこの舞のみでもちいられるもので、刺繍で描かれた波と千鳥が大変美しい装束となっています。雅楽の舞の中でも最も優美華麗と言われている「青海波」を、幽玄な音色とともにお楽しみください。

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源氏物語「紅葉賀」の世界観に触れる語り

各日程の前日夜には、朗読家・山下智子氏による源氏物語「紅葉賀」の語りを楽しむことができます。

生き生きとした平安の世の人間模様や宮中でのできごとを、ひとりの女房の視点から語る「女房語り」。源氏物語のあらましや人間関係を理解するだけでなく、深く世界観に没入することで、翌日に行われる「青海波」をより楽しむことができそうです。

「星のや紅葉賀」は、星のや京都の宿泊者であれば誰でも参加できるイベントで、前日20:00までに公式サイトもしくはフロントにて受付が必要です。


ほかにも、より京都らしさを楽しめるアクティビティとして、着物で京散策ができるプランや、お茶屋遊びを楽しめるプランなど、さまざまな滞在アクティビティを提供しています。

秋深まる京都・嵐山で、都会の喧騒から離れた心癒やされるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

※掲載商品の価格は、すべて税・サービス料込み、宿泊料別です。
※天候により内容が変更・中止になる場合があります。

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この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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EDIT :
小林麻美