ベージュ~ブラウンへのグラデーションコーディネートは、上品ですが、ややもすると老けて見えてしまいがち。配色バランスやアイテムなどで、切れよく今っぽく着こなすコツを学んでください。

■1:ジェニファー・ジマーマンは…ショートトレンチを洗練配色で女性らしく装うと新鮮

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小さめのバッグを投入すると、ドレスアップ感が強調できます。

2024年9月末、ドイツ、ミュンヘンで見かけられていたデジタルクリエイター、ジェニファー・ジマーマン。ショート丈のトレンチにブラウンのミディスカートを合わせていました。トレンチならではのベージュとスカートをグラデーションにしていて、秋らしく落ち着いた印象をつくり上げています。ショート丈のトレンチは大抵パンツスタイルに合わせがち。ですが、長めのスカートとの組み合わせならフェミニンさ十分に。ベルトで高めの位置のウエストをマークしたアレンジが、スタイルアップ効果にも。ブラウンのグラデーション配色だからこそ、リッチさが際立つコーディネートができ上がっています。

■2:ジェニファー・ロペスは…BIGジャケットはマキシ丈スカートで理想の辛口エレガンスに

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レンズがブラウン系のサングラスを愛用。全身がブラウンでまとまったイメージに。

アーティストであり俳優のジェニファー・ロペスが2024年5月初旬、N.Y.でスナップされたときの着こなしです。ベージュのインナーとマキシ丈のスカートに、ブラウンのチェック柄ジャケットを羽織っていました。インの着こなしがタイトで縦長のIシルエットなので、オーバーサイズのジャケットがバランス良好です。同時に今っぽい雰囲気も抜群。インナーよりアウターに濃い色を投入すると、引き締まって見えます。足元はキャラメルカラー×ポインテッドトウのロングブーツを取り入れて、軽やかさとともに切れよくまとめて大正解です。

■3:リサ・アレクサンドラは…スエードコートを主役に上品リッチカジュアルが完成

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あまりよく見えていませんが、カチューシャを投入し顔周りをすっきり見せています。

2024年8月末、俳優のリサ・アレクサンドラは、ノルウェー、オスロでキャッチされていました。白いTシャツにショート丈のスカートを合わせ、スエードのコートをON。濃いブラウンのスカートはミニ丈なので軽快に見えて、コントラストになった白いTシャツが抜け感をもたらしています。スエードのコートがロング丈でもメリハリがついて、スタイリッシュです。ナチュラルなスエードのもつ魅力がより光るのは、ブラウンのグラデーションでまとめているから。大きめサイズのバッグにもブラウンをセレクトし、こなれたムードを高めているのも見逃せません。


ブラウンのグラデーション配色を素敵に取り入れていた3人のコーディネートをご紹介しました。秋らしいシックさはもちろんですが、ただ落ち着きがある装いにまとまらず、軽快に見えるアレンジが駆使されていています。ぜひお手本にしてみてください。

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EDIT&WRITING :
佐野有紀