膝下の素肌を覗かせて軽快さを意識すると、秋の装いにキレのよさを授けることができます。ピックアップした3名に共通していたのは、オーバーサイズやロング丈のアウターでヒップ、太もも周りをカバーしつつ、パンプスを投入することで脚長効果をプラスしていたこと。モダンさ漂うコーディネートテクニックをさっそくチェック。
■1:ペルニーレ・タイスベックは…バーガンディ投入でトレンド感満載! 肌見せでネオスポーティーな装いへ
スタイリスト、クリエイティブコンサルタントのペルニーレ・タイスベックの、パリ ファッションウィークでの着こなしをピックアップ。オーバーサイズのジャケットを重ねる前提で、ハイネックのプルオーバーとカプリパンツを黒でリンクしてすっきり見せ。トレンドのバーガンディと黒という深みのある色合わせも、カプリパンツを採用したことでアクティブな軽やかさが漂っています。小物も同じバーガンディでリンクしつつ、レザーバッグ、光沢のあるパンプスで質感に変化をつければリズミカルに整います。
■2:クリスティン・センテネラは…外し役のプリントTが好作用する大人カジュアルを堪能
2024年9月30日、パリ ファッションウィークにて豪版『VOGUE』の編集長を務めるクリスティン・センテネラをスナップ。黒を基調とした、辛口な大人カジュアルコーディネートを披露しました。スリムなカプリパンツに馴染ませるように、シューズはすっきりとしたポインテッドトゥをセレクト。スクエアの履き口がモダンさを演出してくれます。アウターは、ヒップをすっぽり覆う丈のレザージャケットを選んで、引き締め効果を上乗せしながら辛口に。インナーにはブルーとレッドのプリントが施されたグレーカットソーを選び、カジュアルダウンしながらキャッチーに仕上げました。
■3:ソフィア・ローは…重厚感のあるコートと軽やかパンツのバランスが絶妙
2024年9月28日、パリ ファッションウィーク開催中のストリートでインフルエンサーのソフィア・ローをキャッチ。秋のオールブラックコーディネートは、カプリパンツを取り入れて肌見せすることで、のっぺり見えるのを阻止。軽やかなパンツに対して、重厚感のあるロングレザーコートを合わせた軽重バランスが絶妙な着こなしです。シューズはスクエアトゥパンプスを指名し、バッグは抱えて持つことで今っぽいこなれ感をアピール。
秋ならではの肌見せスタイルが楽しめる「カプリパンツ」の着こなしをご紹介しました。軽やかさをプラスすれば、秋の装いが新鮮な印象に。ぜひ、ご紹介した3名を参考にしてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香