質感の違うアイテムを掛け合わせたり、異なるテイストをミックスしたり…万能な黒に頼れば、お洒落の振り幅がぐんと広がります。そんな最愛の黒を使って着映えを実現していた、セレブたちのコーディネートをチェック。
■1:アン・ハサウェイは…潔く素足を覗かせてオールブラックをヘルシーに着こなす
2024年11月1日、NYのSOHOでキャッチされたアン・ハサウェイ。黒の装いに分かりやすくメリハリを授けるなら、肌見せするのが有効です。ミニ丈のショートボトムを覆うロング丈ジャケットを採用すれば、ヒップや太もも周りがカバーされて安心。ジャケットの袖を折り返し、インに忍ばせたリブニットを覗かせると奥行きを授けることに成功。オールブラックコーディネートの完成度を高めるのは、レースアップのロングブーツです。編み上げのディテールがワンカラーをリズミカルに整え、さらに黒の辛口なムードを盛り上げてくれます。
■2:シンディ・クロフォードは…エレガントなプリーツスカートを辛口ブーツで受け止めて
NYでキャッチされた、元祖スーパーモデルのシンディ・クロフォード。汎用性の高い黒ジャケットは、カシュクールのようなデザインでくびれを強調し、優雅さを両立。プレーンな素材感のジャケットに躍動感をプラスすべく、ボトムは歩くたびになびくプリーツスカートをチョイス。風をはらむ柔らかな素材のスカートに対して、足元には筒幅にゆとりのある重厚ロングブーツを迎え、力強さをプラスしました。そうすることでマチュアな魅力溢れるオールブラックコーディネートが完成します。
■3:イリーナ・シェイクは…スポーティ、フェミニン、モードを融合して表情豊かに
オールブラックの私服姿をたびたびキャッチされている、モデルのイリーナ・シェイク。この日はスポーティ、フェミニン、モードをうまく融合させたテイストミックススタイルを披露しました。素肌をすべてカバーするオールブラックは、ともすると重たくなってしまう場合も。イリーナはシャカシャカ素材のブルゾンでスポーティなキレをプラスすることで、軽やかさを手に入れました。裾に動きがあるフェミニンスカートに、くしゅくしゅとしたモダンなブーツを掛け合わせ、黒一択の装いを表情豊かに整えて。
これからの季節に参考にしたい、セレブたちの「オールブラック」コーディネートをご紹介しました。黒でまとめる、そんな気軽なルールを活用するだけで、新たなお洒落を楽しむことができます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香