トレンド続行中のカーゴスカートの着こなしを子どもっぽく見えないようにまとめるコーディネート術を学びましょう。アイテムの色味、小物合わせといったポイントをマスターしてください。
■1:クリスティン・センテネラは…黒×グレーの落ち着きある配色なら辛口モードが際立って
ミラノでキャッチされていたのは、豪版『VOGUE』の編集長を務めるクリスティン・センテネラ。黒いカーディガンにダークグレーのスカートを合わせていました。ダークな色味で統一してしまうとロング丈のスカートは地味にまとまりすぎですが、カーゴのデザインによって立体感が出てフラットに見えません。逆にクールさが際立って大人のモードスタイルが完成。トップスは胸元がV開きになっているので抜け感にもなり、黒ベースでも女性らしさが香るかっこよさにつながっています。スカートの細身ラインが縦長のIシルエットを自然とつくり出し、スマートさ抜群です。
■2:ヤスミン・ウグンは…ミニ丈はロングブーツでバランスをとるのが大正解
トルコ出身、ファッションサイト『MUSE FOR ALL』のファウンダーでクリエイティブディレクターのヤスミン・ウグンがパリで見かけられていました。ジップ付きのニットにミニ丈のカーゴスカートをコーディネート。落ち着いたグレーのトーンでまとめていて、しかもスカートの素材はツイードなので、ミニでも若すぎないイメージです。ワンポイントのポケットが立体感をもたらし、ボリュームあるバイカー風のロングブーツを投入しているため脚のラインにもこなれたムードが漂っています。カラー合わせやロングブーツを上手に利用して、ミニ丈のスカートを取り入れてみてください。
■3:ナタリア・ヴェルザは…深いスリットが女性らしさにつながり縦長Iシルエットに
こちらはデジタルクリエイター、ナタリア・ヴェルザがパリでスナップされたときの着こなしです。ストライプのシャツにロング丈のグレーのスリットスカートを組み合わせていました。スカートは膝まで深くスリットが入っていて、脚さばきがよくアクティブな印象を生み出しています。ポケットはスリットと同じくらいのやや下の位置に施されていますが、細い黒ベルトでウエストをマークしていて、重たくは見えず引き締まった着こなしに。ストライプシャツのキリッと感とともに細身ロングスカートが、縦のIラインを強調し大人の女性が理想とするスポーティーエレガンスが完成できます。
カーゴスカートを履きこなしていた3人のファッショニスタにクローズアップしました。ロング丈もミニ丈もスポーティーかつアクティブさがアピールでき、色合わせや小物によって大人っぽく仕上がります。ぜひ取り入れてみてほしいボトムです。
関連記事
- アウター代わりになって重宝!「ロングカーデ」で軽快な秋スタイル3選【海外スナップ】
- 【再燃の「ミディアム丈ボトム」を古くさく見えないように着こなすには?】肩の力が抜けるフラットシューズで抜け感を
- 「パステルカラー」のニットが主役の着映えスタイル3選【海外スナップ】
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀