京都・鴨川のほとりに建ち、東山三十六峰など象徴的な京都の風景を一望できるラグジュアリーリゾート「ザ・リッツ・カールトン京都」。“京都を訪れた方に文化や街並みだけでなく、食からも京を感じてほしい”という想いから、卓越したダイニング・エクスペリエンスを提供するレストランが「シェフズ・テーブル by Katsuhito Inoue」です。

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「シェフズ・テーブル by Katsuhito Inoue」井上勝人シェフ

一年を七十二に分けることで気象の変化や、動物・植物の変化をより細やかに感じ取る京都の暦「七十二候」をテーマに、井上勝人シェフが伝統的な技法と現代的な閃きを融合させ、季節の移ろいを感じられるような料理などを提供してきた「シェフズ・テーブル by Katsuhito Inoue」が、今秋リニューアル。新しく生まれ変わった空間の中で、井上シェフの斬新なメニューをいただけます。

本記事では、リニューアルした「シェフズ・テーブル by Katsuhito Inoue」の内装や新メニュー、シェフのこだわりについてご紹介します。

リニューアルした「シェフズ・テーブル by Katsuhito Inoue」内装のこだわり

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「シェフズ・テーブル by Katsuhito Inoue」内観

新しい内装は、「伝統と継承」をテーマに京都の禅寺の庭園をイメージした静寂と調和を感じさせる空間です。伝統的な日本庭園の石庭や水、光を現代的に解釈し、そこに井上シェフと庭師の卓越した技が融合。五感を刺激し、没入感のあるダイニング・エクスペリエンスが叶うレストランへと進化しました。

厳選された素材やシェフによる美しい料理を引き立てるのは、重厚な庵治石を採用したテーブルや、木目の美しいトチノキが使用された壁や天井。ただ食事をするだけでなく、京都の自然と文化が織りなす美しさを五感で感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

伝統を大切にしながら最先端の料理技術を駆使した新メニュー

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新メニュー イメージ

「シェフズ・テーブル by Katsuhito Inoue」のリニューアルに際し、中心に考えられたのは日本の多様な生態系を支える源となる「水」と、日本人にとって欠かせない「米」。

シェフ自らが毎朝汲みあげる京都の清らかな地下水と、伏見で育った特別な米「いのちの壱」を使い、自然の恵みを最大限に活かした料理が提供されます。

井上シェフの作るお料理は、米や野菜のひとつひとつに至るまで生産者の深い思いや職人技が反映されている

また、創意工夫をもって食材を無駄なく使い切ることが料理の本質であり、イノベーションにつながると考える井上シェフは、旬な食材を“すべて”使用するため、調理の際に出る野菜の皮や種、茎の部分を乾燥させ、炒って粉にしたものをパン生地に加えたそう。野菜の風味がパンに移ることで、訪れるたびに毎回異なるテイストで新たな発見が楽しめるようになりました。

井上シェフは、食材を育てる生産者、職人の方々とのつながりを大切にしながら新メニューを作り上げたといいます。 一粒一粒の米、ひとつひとつの野菜に、生産者の情熱や職人技が感じられる料理の数々。伝統を尊重しながら最先端の料理技術をもって作られたこだわりのメニューが、現代的な美食体験をもたらします。


「ゲストがくつろげる空間というだけでなく、地元の職人とのコラボレーションにより、カトラリーから食器に至るまで、すべての要素が入念に作り込まれています。そのひと口が時代を超えた京都の精神と共鳴する、これまでにない会席料理の進化をぜひご体験ください」と話す井上シェフ。

内装やメニューを一新した「シェフズ・テーブル by Katsuhito Inoue」で、五感を研ぎ澄ませるような特別な食事体験をお楽しみください。

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