港区赤坂のアークヒルズに位置する「ANAインターコンチネンタルホテル東京」では、2025年1月5日(日)までの期間限定で「クリスマス・アフタヌーンティー」を実施しています。
本アフタヌーンティーは、2F「アトリウムラウンジ」と36F「MIXX バー&ラウンジ」(名称は「クリスマス・アフタヌーンティー・イン・ザ・スカイ」)の2か所で提供中です。
提供時間も長く、気軽に利用しやすい「アトリウムラウンジ」と、上層階からの眺めも含め、より特別感を得られそうな「MIXX バー&ラウンジ」。ニーズに合わせて場所を選択できるのがうれしいですね。
本アフタヌーンティーを体験したPrecious.jpライターが詳しくレポートします。
2か所で開催!ANAインターコンチネンタルホテル東京の「クリスマス・アフタヌーンティー」を体験
■1:クリスマスの要素を散りばめたスイーツ13種
スイーツは全13種類。クリスマス柄とトナカイが描かれたチョコレートが目を惹く「プラリネチョコレートムース」は、アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネを使用したムースです。
ふわっと軽い口当たりながらも、香ばしいナッツの風味とチョコレートのコク、クリームのなめらかさをしっかり感じられます。全体のバランスがちょうどよく、シェフのおすすめスイーツのひとつというのも納得でした。
見た目のかわいらしさが目を惹く「チョコレートスノーマン」と「キノコ風メイプルフィナンシェ」。「キノコ風メイプルフィナンシェ」は、アーモンドクランブルクッキーの土台の上に、フィナンシェをのせたもの。土台のザクザク食感とフィナンシェのメイプル風味を楽しめます。
そして、「チョコレートスノーマン」はただのチョコレート細工ではありません。上部を外すと……。
バニラクリームと洋梨のコンポートがお目見え! 濃厚なバニラクリームと洋梨のコンポートの相性のよさを実感できる一品です。
チョコレートの雪の結晶が冬らしさを演出している「モンブラン」は、しっとりとしたアーモンドフィナンシェの上に、マロンクリームを絞ったもの。しっかりとした質感のクリームだからこそ、栗の風味や舌触りをしっかり感じられます。
サンタ帽をイメージした「ルビーチョコレートガナッシュ」。指でつまんで口に入れると、いちごの風味がふわっと広がります。クッキーのサクサク食感との対比も楽しいですよ。
「パンナコッタ ミックスベリーソース」は、ミックスベリーソースにアマレットで香りづけしたパンナコッタを合わせています。ソースはプチプチとした食感と甘酸っぱさを感じるものの、決して主張しすぎずパンナコッタとの調和を堪能できます。
クリスマス気分を高めてくれる「ミニブッシュドノエル」は、小人が木を切っているような小さな斧が目を惹きます。優しい甘さとコクを感じるミルクチョコレートのムースとアーモンド風味を感じるココアスポンジを合わせており、ミニサイズでも食べごたえ十分です。
サンタクロースをイメージした「ラズベリーチーズケーキ」。甘酸っぱいラズベリーとクリームチーズのコクのバランスが絶妙です。
「クリスマスリースケーキ」は、ブラックココアの生地を緑色のチョコレートでコーティングし、リース状にしたもの。ほどよい甘さの生地がココアの風味を際立たせています。
かため生地がうれしい「ジンジャーマンクッキー」は、シナモンがしっかり効いた甘さ控えめの味わい。箸休めのような役割もしてくれます。
■2:華やかな5種類のセイボリー
セイボリーは5種類。
メンブリージョ(西洋かりんを煮詰めた固形ジャム)とブリーチーズを交互に重ねた「ブリーチーズとメンブリージョのミルフィーユ」。メンブリージョの甘みと酸味、ブリーチーズの風味と塩味が調和した絶妙な味わいです。
「パテドカンパーニュとフランボワーズ」は、ほのかに甘いパンの上にパテドカンパーニュとフランボワーズをのせたスイーツのような見た目の一品。お肉の旨みと甘酸っぱいフランボワーズの華やかな香りにお腹も心も満たされます。
「スモークサーモンのプチシュー オリーブオイルパール添え」は、軽めのシュー生地の中に、スモークサーモンとクリームチーズを混ぜたペーストを入れ、スモークサーモンとオリーブオイルパール、ディルをトッピングしています。口の中で弾けるオリーブオイルパールがコクを足してくれます。
「トリュフのキッシュとピーカンナッツ」は、トリュフペーストを混ぜ込んだ卵のフィリングとトリュフ風味のクリームチーズを合わせ、ピーカンナッツとローズマリーを添えた一品。濃厚なトリュフの風味を楽しめます。ローズマリーのさわやかな香りが、全体のバランスを整えています。
クリスマスカラーの包み紙でラッピングされた「玉子サンドイッチ」は、ボリューミーな2層仕立て。程よく効いたマスタードが、定番になりそうな玉子サンドをピリッと引き締めてくれています。
■3:豊かな風味のシュトーレンとクリスマス仕様のスコーン
1か月寝かせたという「シュトーレン」は、しっとりとしたマジパン、スパイスとドライフルーツの風味を感じる芳醇な味わい。豊かな余韻に浸れます。
「クリスマススコーン」は、ドレンチェリーとレモンの皮を練り込んで焼き上げています。バターの風味やドレンチェリーの甘さを感じることができるので、そのままでもおいしくいただけます。もちろん、お好みでクロテッドクリームをつけてもOK。
ドリンクは、コーヒーやドイツの老舗紅茶メーカー「ロンネフェルト」の紅茶、ハーブティー、フレーバーティーなどから好きなものを好きなだけ味わえます。スイーツやセイボリーとのペアリングを楽しむのもおすすめです。
オプションの期間限定ドリンクも
よりアフタヌーンティーを楽しみたい方には、この時期だけ味わえるオプションのドリンクもあります。
「MIXX バー&ラウンジ」では11月、「アトリウムラウンジ」では12月に提供される「ジンジャーブレッドラテ」(+¥1,200)。ほのかな甘みとジンジャー風味を楽しめます。ホイップがたっぷり乗っているもののしつこくなく、すっきりした味わいです。
さらに、「MIXX バー&ラウンジ」では、2時間制の「モエ・エ・シャンドン フリーフロー」(+¥19,500/税・サービス料込み)などのオプションメニューもあるので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
2024年12月1日(日)からは、スイーツの一部がストロベリーに!
2024年12月1日(日)〜2025年1月5日(日)は、スイーツの一部をいちごスイーツに変更した「クリスマス・ストロベリー・アフタヌーンティー」が登場します。
例えば、「チョコレートスノーマン」の中身は、バニラクリームとフレッシュストロベリーに変わります。また、「パンナコッタ ストロベリーソース」や「ストロベリーショートケーキ」「ストロベリーとピスタチオのフィナンシェケーキ」、「ストロベリーレアチーズケーキ」、「ストロベリースコーン」といちご尽くし。
クリスマスが終わっても、アフタヌーンティーで華やかなフェスティブシーズンを振り返ることができるのがうれしいですね。
選ぶ店舗や時期によって、さまざまな楽しみ方ができる本アフタヌーンティー。クリスマスの装飾が施された施設内で、心躍るひとときを過ごしてみてくださいね。
問い合わせ先
- ANAインターコンチネンタルホテル東京
- 「クリスマス・アフタヌーンティー」
- 提供期間/〜2025年1月5日(日)※2024年12月1日(日)〜は「クリスマス・ストロベリー・アフタヌーンティー」に変更
- 提供場所/2F「アトリウムラウンジ」
- 提供時間/11:00~19:00(最終入店)※2時間制
- 「クリスマス・アフタヌーンティー・イン・ザ・スカイ」
- 提供期間/〜2025年1月5日(日)※2024年12月1日(日)〜は「クリスマス・ストロベリー・アフタヌーンティー」に変更
- 提供場所/36F「MIXX バー&ラウンジ」
- 提供時間/16:00〜18:00(30分前にL.O.)※2時間制
- TEL:03-3505-1185(レストラン予約 9:00〜21:00)
- 住所/東京都港区赤坂1丁目12‐33
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- TEXT :
- 畑菜穂子さん ライター
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- EDIT :
- 小林麻美