東京駅に隣接する全57室のスモールラグジュアリーホテル「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」。その7Fには、「ミシュランガイド東京 2025」にセレクテッドレストランとして掲載されたフレンチビストロ「メゾン マルノウチ(MAISON MARUNOUCHI)」があります。
ミシュランのスターシェフである総料理長 ダニエル・カルバート氏が手がけるお料理や、エグゼクティブ ペストリーシェフであるパトリック・ティボー氏が手がける洗練されたスイーツは、多くのゲストを魅了し続けています。
「メゾン マルノウチ」では、2024年12月1日(日)~12月31日(火)までの期間限定で、ホリデーシーズンを彩る「フェスティブ アフタヌーンティー」を提供。ティボー氏による創造性あふれる優美で可憐なスイーツが、大切な家族や友人との心温まるひとときを演出します。
今回はPrecious.jpライターが「フェスティブ アフタヌーンティー」をいち早く体験させていただきました。実食レポートを交えながら、気になる内容をご紹介します。
「フェスティブ アフタヌーンティー」実食レポート
華やかなクリスマスカラーのウェルカムドリンクから始まる本アフタヌーンティー。ウェルカムドリンク「ノエル・ルージュ」はストロベリーとローズが香るモクテルです。フレンチバニラのほんのり甘い芳香が、ホリデー気分に誘います。
次いで、パルメザンチーズを効かせたまろやかな味わいのパンプキンスープも。アフタヌーンティーを待つ間、温かいうちに召し上がれ。
そうしているうちに、アフタヌーンティーが遂にお目見えします。華やかでかわいらしいスイーツに思わず目を奪われます。
スイーツはアフタヌーンティースタンド4種&伝統的なお菓子も
アフタヌーンティースタンドを彩る、クリスマスのアイテムをモチーフとしたスイーツは4種類。
「フレジェ」はストロベリーとピスタチオでクリスマスカラーに。ピスタチオ風味のダックワーズの上にいちごのジェリーをのせ、真っ赤なチョコレートでコーティングしたひと品。そのフォルムはまるでクリスマスのオーナメントのよう。
ピスタチオのバタークリーム、チョコレート、ラズベリーのクリスピーをトッピングして。いちごの酸味やチョコレートの甘み、ピスタチオの風味などがバランスのよいスイーツです。
チョコレートたっぷりの「ブラックフォレスト」。ビターチョコレートのビスケットとクリーミーなガナッシュをチョコレートでさらにコーティング。ミルクチョコレートを使ったシャンティクリームには、イタリアのチェリーの風味を効かせています。
ラズベリーのパールとヒイラギの葉っぱをかたどったチョコレートで飾り付ければ、気分はまさにクリスマス。濃厚なチョコレートの中にほのかに香る酸味がおいしいスイーツでした。
真っ白なホワイトクリスマスを想起させるこちらは「ベイクドチーズケーキ 蜜柑」。ベイクドチーズケーキとみかんのジェリーをクリームチーズのムースで包んだひと品です。ケーキの上には、ホワイトチョコレートのクリームと、雪の結晶をかたどったチョコレートをトッピング。
柑橘の酸味と、チーズケーキのさっぱりとした味わいを、くちどけのよいホワイトチョコレートがまとめています。外側からはわからない柑橘系の味わいに、ちょっとした驚きもあるひと品でした。
こちらはタルト生地の上にバニラクリームのメレンゲとモンブランクリームを重ねたモンブラン。シャンティクリームをのせて、金箔を飾れば、まるで雪が積もったクリスマスツリーのよう。黄色い星がとってもかわいいです。
さらに、イギリスのクリスマスの伝統的なお菓子である「ミンスパイ」がプレートデザートとして登場。ドライフルーツとスパイスをふんだんに使用したパイで、本場ではクリスマスシーズンに、これから1年の健康と幸福を願って食べられることが多いそう。
「フェスティブ アフタヌーンティー」のミンスパイは、洋酒に漬け込んだレーズンやりんご、オレンジピールを使った風味豊かなスイーツ。さらに通常使われる洋酒だけでなく、アイルランドのギネス・ビールも使用されており、ほんのりビターなコクも感じます。
添えられているのはブランデーを使ったシャンティクリームで、酸味の強いミンスパイとなめらかでやさしい味わいのクリームが調和します。まさに大人のための絶品クリスマススイーツでした。
大充実のセイボリーにも注目
「フェスティブ アフタヌーンティー」はセイボリーも充実しています。
アフタヌーンティースタンドには、本場のイギリスのアフタヌーンティーをイメージしたサンドイッチが3種類。サーモンやカレー風味のチキンなど、ほどよい塩気が甘いスイーツを引き立てます。
スパイシーな牛肉がぎっしりと詰まったパイ「和牛のエンパナーダ」や、卵たっぷりの「デビルド エッグタルト」もボリューミー。大充実の内容なので、ランチタイムにもおすすめです。
かごの中に入ったスコーンやマドレーヌ。マドレーヌはぜひ温かいうちに食べてほしいひと品。フワッとした食感がたまらなくおいしいスコーンは、プレーンとレーズンの2種類です。ジャムやクロテッドクリームを添えて召し上がれ。
紅茶のテイスティング体験&クリスマス限定のティー
紅茶やコーヒーなど、さまざまなドリンクをフリーフローで楽しめる「フェスティブ アフタヌーンティー」。中でも、ホリデーシーズン限定のクリスマスティー3種類および、2種類のスペシャリティドリンクは必見です。
紅茶は茶葉の状態で、香りのテイスティングをさせていただくことができます。
まるでクリスマスケーキのようないちごとバニラの香りが楽しめる「キャロル」は、実際は渋みの少ないやさしい味わいが特徴なのだそう。しっかりとコクのある紅茶をベースとした「クリスマスリース」は、カルダモンやクローブ、シナモンなどが入った、ヨーロッパ王道のクリスマスティーです。
さらにフランスの言葉で「メリークリスマス」を意味する「ジョワイユ・ノエル」は、パリの香ばしい焼き栗をイメージしたユニークな紅茶です。栗の甘みだけでなく、焼き栗の渋みや、スモーキーさも加わった、燻製茶を思わせるような味わいなのだとか。
どれも気になりましたが、この日の筆者の気分は甘い香りの「キャロル」。実際アフタヌーンティーを楽しむときには、ご自身で香りを試して、お好きな一杯を見つけてみてください。
期間限定のスペシャリティドリンクは「ロイヤルミルクティー」と「濃厚フォンダンショコラ ラテ」(+¥300の2種類。ほんのりスパイスの効いた深みのあるロイヤルミルクティーは、身体も心も温まるおいしさでした。
フォンダンショコラをイメージしたという、グランマルニエが香る大人のラテ「濃厚フォンダンショコラ ラテ」も気になります。こちらもみなさんの目と舌で、実際に味わってみてください。
スイーツやセイボリー、さらにドリンクに至るまで、華やかなクリスマスの雰囲気を楽しむことができた「フェスティブ アフタヌーンティー」。量も内容も大満足でした。ゆったりと過ごせるお店の雰囲気も、クリスマスの集まりにぴったりです。
ちょうどランチタイムの11:30から、ティータイムを挟み、カクテルタイムの18:00ラストオーダーと、比較的長い時間提供されているのもうれしいポイントです。お好きなお食事タイミングに合わせてお選びください。
ご家族やご友人、大切な方と過ごす心躍るホリデーシーズン。フォーシーズンズホテル丸の内 東京のフレンチビストロ「メゾン マルノウチ」で、温かで幸福なひとときをお過ごしください。
問い合わせ先
- フォーシーズンズホテル丸の内 東京「メゾン マルノウチ」
- 「フェスティブ アフタヌーンティー」
- 提供期間/2024年12月1日(日)~12月31日(火)
- 提供時間/11:30~L.O.18:00
- TEL:03-5222-5880
- 住所/東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内
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- TEXT :
- 伊東ししゃも 編集者・ライター
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- EDIT :
- 小林麻美